本人認証サービス(3Dセキュア)の導入について
インターネット上でより安全にクレジットカード決済を行うための本人認証サービス(3Dセキュア)についてご案内します。
本人認証サービス(3Dセキュア)について
「本人認証サービス」(3Dセキュア)は、オンラインショッピングなどにおいて、第三者による不正利用を未然に防ぎ、安全にクレジットカード決済を行うための、国際ブランドが推奨する本人認証サービスです。
加盟店さまや決済代行社さまからカード利用者の本人認証情報を送信し、カード会社が当該取引の不正利用のリスク判断を行うことで、クレジットカード番号の盗用などの不正利用を未然に検知する仕組みです。
- 国際ブランドごとに名称が異なります(「Visa Secure」、「Mastercard® Identity Check™」)。
サービスの仕組み
EMV3Dセキュアについて
2020年11月より、本人認証サービス(3Dセキュア)の新しいバージョン「EMV3Dセキュア」がリリースされています。
EMV3Dセキュアは、旧3DセキュアがバージョンアップされたスキームとしてEMV Co.が新たに標準化した仕様で、国際ブランドが導入を推進しています。
EMV3Dセキュアの主な特徴
- ①リスクベース認証により、会員はID・パスワード等の入力をすることなく認証が完了!
- ②スマートフォンやタブレットによるアプリ内での利用が可能!
- ③デジタルウォレットへのカード登録等、非決済分野での利用が可能!
- ④生体認証等の新しい認証方法をサポート!
旧3Dセキュアとの比較
EMV3Dセキュア | |||
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特長 | 内容 | メリット | |
会員 | 加盟店 | ||
パスワードなどの 入力負荷を低減 |
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入力負荷軽減 | 取引離脱 (カゴ落ち) の減少 |
スマートフォン アプリへの対応 |
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利便性向上 | 認証強化 |
非決済分野 への対応 |
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入力負荷軽減 | 認証強化 |
旧3Dセキュア |
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全取引に ID・パスワード 認証などを入力 |
ブラウザ取引のみ推奨 |
決済分野のみ対応 |
- 「リスクベース認証」とは、ネット通販などで使用されるパソコンやスマートフォンにおける機器やネットワークの情報などから不正利用を判定する手法です。
旧3Dセキュア導入加盟店さまへのお願い
当社(三菱UFJニコス)が加盟店契約の権利を有する国際ブランド「Visa」「Mastercard」については、Visaは2022年10月15日、Mastercardは2022年10月18日以降、旧3Dセキュアのサポートは終了しております(旧3Dセキュアでの本人認証不可)。
サポート終了後、旧3Dセキュアでの本人認証不可(エラー)によりカード会員さまの利用阻害となることが想定され、取引が成立した場合であっても、不正利用被害発生時は加盟店さま負担となります。万が一、EMV3Dセキュアへの切替が完了していない場合は、ご利用の決済代行会社さまなどへご連絡いただき、早期のご対応をお願いいたします。
お問い合わせ先
EMV3Dセキュアの導入・切り替えについて
貴社決済システムのシステムベンダーさま、決済代行会社さまへご確認ください。