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[EC加盟店さまへ] 不正ログイン対策のお願い

近年、クレジットカード番号等の顧客情報とECサイトのアカウントを紐付けする設定が必須となるケースが増加しており、アカウントへの不正ログインを起因としたクレジットカードの不正利用やその他情報の漏えいが増加しています。
EC加盟店さまにおかれましては、不正ログインに関するセキュリティ対策をより一層強化いただきますようお願いいたします。

不正ログインとは?

例:フィッシング手口の流れ

不正利用に伴うリスク

不正ログイン等により、加盟店さまにおいて不正利用が発生することにより、様々なリスクが生じることとなります。
金銭的負担をはじめ、加盟店さまの信用・信頼の失墜に繋がる可能性があり、場合によってはカード決済が停止となる場合もございます。

不正利用被害負担
  • 不正利用された金額の負担
国際ブランドペナルティ
  • 国際ブランドからのペナルティ(金銭的負担等)
売上機会の損失
  • 承認率低下による売上機会損失
    ~ 不正利用が多発している加盟店の取引に対して、モニタリングが強化されるため、承認率が低下し、売上機会が損失
  • カード決済停止、加盟店契約解除
    ~ 不正利用抑止に必要な対策が講じられず、不正利用が減少しない 等
風評被害
  • 顧客や社会からの加盟店への信用・信頼失墜

不正利用の主な原因と対策

不正ログインによるクレジットカードの不正利用は、主に以下を原因として発生しております。記載の対策は、「クレジット取引セキュリティ対策協議会」の「クレジットカード・セキュリティガイドライン」にて、全てのEC加盟店さまに導入が求められる対策ですので、導入をお願いいたします。

原因 主な対策
  • ■不正な新規アカウントの作成

    フィッシングメールによる個人情報の不正取得や他社の漏えい事案などからの漏えいされたデータを用いて、「なりすまし」による不正アカウントが作成される

  • 不審なIPアドレスからのアクセス制限を行う
  • 2段階認証または多要素認証(2要素認証)による本人確認を行う
  • 会員登録時の個人情報確認(氏名・住所・電話番号・メールアドレス等)を行う
  • 属性・行動分析(加盟店向けの不正検知システム)を利用する
  • ■既存アカウントの乗っ取り

    会員用のログイン画面は、公開する必要があり、アクセス制限が難しく、このような状況を悪用し、フィッシングメールや他社の漏えい事案などで不正取得した「ID/ パスワード」を利用した、アカウント/パスワードクラッキング(不正アクセス)が行われ、紐付くクレジットカードで不正利用される

  • 不審なIPアドレスからのアクセス制限を行う
  • ログイン試行回数の制限を強化やスロットリングを実施する(アカウントパスワードクラッキングの対応)
  • ログイン時のメールやSMS通知を行う
  • デバイスフィンガープリント等を利用する
  • ■不正ログイン後の属性変更

    不正に取得したクレジットカード番号を利用して商品購入後、不正な配送先等で受け取れるよう属性変更される

  • 不審なIPアドレスからのアクセス制限を行う
  • 属性変更時の個人情報確認(氏名・住所・電話番号・メールアドレス等)を行う
  • デバイスフィンガープリントを利用する
  • 属性・行動分析(加盟店向け不正検知システム)を利用する

不正ログインや不正利用に関するお問い合わせ

不正ログインや不正利用(懸念)に関するお問い合わせは、弊社までご連絡ください。弊社より不正利用に関する対応(未然防止、止血・再発防止策等)についてご案内をさせていただきます。
なお、お問い合わせいただく前に、日本クレジット協会WEBサイトにてセキュリティガイドラインをご確認いただきますようお願いいたします。

日本クレジット協会WEBサイト 「クレジットカード・セキュリティガイドライン」新しいタブやウィンドウで開く

お問い合わせ先

三菱UFJニコス株式会社 加盟店デスク