三菱UFJカード バーチャル
バーチャルカードは、パーチェシング・カードを親番号として企業が発行・管理できるカード番号です。用途に応じて必要なカード番号を発行でき、一つのカード番号毎に企業が利用条件を細かく設定できます。利用分は一括してパーチェシング・カード名義に請求されます。
企業が主体となって社員のカード利用をコントロール
必要な時に利用条件や制限を設定したバーチャルカード番号を発行することで、限度額を超える購入や不正、社内規定に反する経費利用を防止。社員の権限内での購買管理が実現できます。また万一、カード番号が流出しても「使い切り番号」であるため、被害を最小限に抑えられます。
一つのバーチャルカード番号毎にきめ細かな利用条件設定が可能
各バーチャルカード番号には、決済に利用できる回数と利用累積金額の上限を設定できます。また、利用できる日数など番号の有効期間も設定可能。さらに「指定された日の特定の時間帯のみ」「毎日決められた一定の時間帯のみ」の利用や「利用できる国・地域、あるいは利用できない国・地域」など、利用条件をきめ細かく設定できます。
設定可能なパラメータ 利用上限額/番号の利用回数や有効期間/利用可能時間帯/利用可能地域ほか
請求書と決済との突き合わせにかかる時間や労力を軽減
各バーチャルカード番号に請求書番号、コストセンター、プロジェクト番号等、請求書管理に必要な企業独自のデータを拡張データとして付与できます。各種システムへデータ連携することで、購買活動の自動照合が可能に。業務プロセスを大幅に効率化できます。
一件一件の購買毎に高度な管理が可能に
カードの与信額などアカウント総額での経費管理から、一件一件の購買毎のきめ細かな管理へ。利用上限などのコントロールを効かせたトランザクション単位での購買管理が実現します。
三菱UFJカード バーチャルの活用事例
課題 → 予算がブラックボックスになりがちな部門横断型プロジェクトの経費を「見える化」したい。
<導入前>
部門をまたぐプロジェクトにおいてコストマネジメントは部門予算制度がベースとなり、プロジェクトの予算は各部門に振り分けられている。その結果、経費の内訳や損益が把握しづらい。
<導入後>
プロジェクト単位でバーチャルカード番号を発行。発注から決済までのプロセスを個別のカード番号でトラッキングが可能に。契約書番号などの拡張データにより、照合や会計処理もスピーディーに。生産性が向上し、人材や経営資源のコア業務への投下が実現。