2007年8月22日
三菱UFJニコス、富士通健康保険組合と提携 医療費支払いに使える「健康保険証カード<ポストペイ方式>」導入!
〜グループ142社・約28万人を有する健保組合で保険証のカード化を実現!〜
三菱UFJニコスはこの度、富士通健康保険組合(川崎市、藤田正美理事長)と提携し、医療費の支払いを後払いできる「健康保険証カード〈ポストペイ方式〉」制度の導入、及び組合員を対象としたゴールドカード「NICOS PARTNERカード」の発行で合意、来春から各々取り扱いを開始します。
「健康保険証カード〈ポストペイ方式〉」は健康保険証を世帯単位の紙様式から家族それぞれが一人一枚持てるカード様式に変更し、医療費(自己負担分)の支払いにのみ使えるポストペイ機能(クレジット支払い機能)を付け加え、NICOSカードの子カードとして発行。子カードはNICOSカード会員本人だけでなく家族別々に発行され、“保険証機能”と“医療費クレジット支払い機能”を併せ持つものとなります。
富士通健保組合は、富士通グループ142社の被保険者(本人)約13万人、被扶養者(家族)約15万3千人の計約28万3千人で構成され、これまで被保険者に紙様式の健康保険証を交付していました。同健保組合では今般、健康保険証のカード化に際し、「健康保険証カード〈ポストペイ方式〉」制度の導入により、加入者の利便性の向上及び保険証の配布や発券、切替えに伴うコスト負担の軽減や事務手続きの簡素化・効率化に効果的と判断、また将来の保険証のIT化(ICカード化)も考慮し、当社との提携に至ったものです。
なお、当社は今回の提携にあたっては、ポストペイ機能の付かない通常の保険証カードの発行も請け負うほか、氏名変更発行や紛失再発行といった日常の発行業務も幅広く受託することから、同健保組合に対する保険証発行総合サービスの提供となるものです。
また、当社は本健康保険証カードの親カードとして、組合員向けにゴールドカード「NICOS PARTNERカード」を発行。このカードは通常のゴールドカードサービスに加え、震災など非常時に災害情報の提供や安否確認を行う「ライフメールサービス」を付帯しているのが特徴となっています。
<「健康保険証カード〈ポストペイ方式〉」の特徴>
- NICOSマークを券面右上に表示し、ポストペイ機能を認識。
- 会員本人への子カードとしての発行はもちろん、12歳以上のご家族の方であれば発行可能。
- NICOSカードが使える提携医療機関でのみ使用可。(DCカード、UFJカード、NICOSカードの契約医療機関)
- 会員本人が他のNICOSカードに切り替える場合、簡単な手続きでそのまま「健康保険証カード〈ポストペイ方式〉」を継続使用が可能。
- 医療機関に設置のカード売上端末(CAT、自動精算機)やネットワーク(CAFIS)はそのまま利用可。
- 「健康保険証カード<ポストペイ方式>」について特許出願中。
当社では今回の提携で、初年度2万人の健康保険証カード<ポストペイ方式>の会員獲得を見込みます。
以上