クレジットカードの不安解消
2024年6月25日

クレジットカードのセキュリティ対策は?安全性を高める方法を解説

クレジットカードのセキュリティ対策は?安全性を高める方法を解説

クレジットカードでの不正利用を防いで安全に利用できるよう、カード会社ではさまざまなセキュリティ対策を行っています。クレジットカードを選ぶ際には、安全に使う方法を知ると同時に、カード会社で行っているセキュリティ対策を知っておくことも大切です。
ここでは、クレジットカードの主な不正利用の手口や、クレジットカードの安全性を高めるセキュリティ対策のほか、カード会員が気を付けたいセキュリティ対策を解説します。

クレジットカードの不正利用被害は増加傾向

ECサイトやサブスクリプションサービスなどクレジットカードと連携するサービスの普及に伴い、クレジットカードでの不正利用の被害は増加傾向にあります。一般社団法人日本クレジット協会「クレジットカード不正利用被害の発生状況」(2024年3月)によれば、2023年のクレジットカードの不正利用被害額は540.9億円で、前年より100億円以上も増加しました。なお、不正利用被害額の中でも、クレジットカードの情報が盗み取られて悪用される番号盗用被害は、93.3%と大半を占めています。

クレジットカード不正利用被害の発生状況

※一般社団法人日本クレジット協会「クレジットカード不正利用被害の発生状況」(2024年3月)

詳しくはこちらの記事をご確認ください

クレジットカードの不正利用の代表的な手口

クレジットカード不正利用の代表的な手口

クレジットカードの不正利用の手口は、年々複雑化、巧妙化しています。中でも代表的な手口としては、以下のような「フィッシング詐欺」「スキミング」「不正アクセス」などがあります。

フィッシング詐欺

フィッシング詐欺とは、メールやショートメッセージ(SMS)などを使ってクレジットカード情報を盗む手口です。例えば、実在するECサイトやカード会社などを騙ってメールを送り、本物そっくりに作られた偽のWEBサイトに誘導してクレジットカード情報や銀行口座情報などを入力させて情報を盗みます。また、情報を入力しなくても、偽のWEBサイトにアクセスしただけで端末の情報が盗まれてしまったり、情報を漏洩させるアプリがダウンロードされてしまったりすることもあります。

スキミング

スキミングとは、「スキマー」と呼ばれる特殊な装置でクレジットカードの情報を盗み取る手口です。ATMのカード挿入口などにスキマーを設置して情報を抜き取ったり、空き巣やロッカー荒らしの際にカード情報だけを盗んだりします。また、人が密集した場所で非接触型のスキマーを近づけてカード情報を盗み取るケースもあります。クレジットカードは手元にあるものの、盗んだ情報で偽造カードが作られて不正利用されてしまうため、被害に気付きにくいのが特徴です。

不正アクセス

クレジットカードが不正利用される手口の1つに、ECサイトなどが外部から不正にアクセスされ、顧客のクレジットカード情報が盗まれることも挙げられます。不正アクセスによって漏洩したカード情報は、ネット上で売買され、被害がさらに拡大する可能性もあります。

カード会社によるクレジットカードのセキュリティ対策

クレジットカードの不正利用を防ぐため、カード会社はさまざまなセキュリティ対策を講じています。例えば、クレジットカードの更新のたびにセキュリティコードが変更されるのも、セキュリティを強化する方法のひとつです。
ここからは、三菱UFJニコスの三菱UFJカードを例に挙げながら、カード会社が行っているクレジットカードのセキュリティ対策について解説していきます。

クレジットカードのセキュリティ対策

  • 3Dセキュアなど本人認証サービスに対応している
  • ICチップが搭載されている
  • 不正利用を検知すると通知される
  • ご利用明細をWEB上で確認できる
  • 不正利用被害に対する補償がある

3Dセキュアなど本人認証サービスに対応している

カード会社では、第三者のなりすましによる不正利用を防ぐため、3Dセキュアなどの本人認証サービスを取り入れています。3Dセキュアは、オンラインでクレジットカードを利用する際に、カード情報に加えて、SMSやメールで送られる「ワンタイムパスワード」を入力する本人認証サービスです。
三菱UFJニコスの三菱UFJカードでも、本人認証サービス「3Dセキュア」を導入しています。

ICチップが搭載されている

クレジットカードの磁気ストライプから情報を盗み取るスキミング被害を防ぐには、ICチップ付きのクレジットカードが有効です。ICチップには磁気ストライプの数百倍以上もの情報を保存することができ、偽造が難しく、クレジットカードの安全性を高めるメリットがあります。三菱UFJカードでも、ICチップを搭載したクレジットカードがあります。ICチップについては、三菱UFJニコスのWEBサイト「ICカード」もあわせてご確認ください。

クレジットカードのICチップ

不正利用を検知すると通知される

カード会社では、不正利用を検知した場合、カード機能を一時的に停止してカード会員本人に通知しています。
三菱UFJニコスでは、専門部署が高精度な技術を活用して24時間365日モニタリングしており、不正利用の可能性が高いと判断された場合は、カードの取引を一時的に停止し、即座にクレジットカード会員に通知を行います。さらに、不正利用の危険性がある場合は、新しい番号のクレジットカードに差し替えることも可能です。

ご利用明細をWEB上で確認できる

三菱UFJカードでは、「MUFGカードアプリ」を活用して、WEB明細をスマートフォンでいつでもチェック可能です。不正利用に気付かないまま放置していると、被害がどんどん拡大してしまうため、クレジットカードの利用明細を定期的にチェックし、不正な利用や請求がないかを確認することが大切です。スマートフォンから確認できるWEB明細なら、こまめにご利用明細をチェックしやすく、万が一不正利用があっても早期に発見することができます。

不正利用被害に対する補償がある

クレジットカードの不正利用による被害に遭ってしまったときには、基本的に、カード会社による補償が受けられます。例えば、三菱UFJカードでは、第三者による不正利用被害額が全額補償されます。ただし、暗証番号の不適切な管理や所定の期間内に被害の報告がなかった場合など、会員規約に基づき、補償の対象外になるケースがあるため注意しましょう。
詳しくは、三菱UFJニコスの「クレジットカードの不正利用に対する取り組みについて」もご確認ください。

詳しくはこちらの記事をご確認ください

安全性を高めるために自分でできるセキュリティ対策

クレジットカードの安全性を高めるには、カード会社によるセキュリティ対策に加えて、カード会員本人による対策も必要です。いくらクレジットカードにセキュリティ機能が備わっていても、カードの管理や使い方が不適切では、不正利用を防ぐことは難しいといえます。クレジットカードを安全に使うために、日頃から以下の点を意識するようにしましょう。

自分でできるクレジットカードのセキュリティ対策

  • 暗証番号やセキュリティコードを他人に教えない
  • 信用できないショップで使わない
  • カード裏面に必ず署名する
  • ご利用明細をこまめにチェックする

暗証番号やセキュリティコードを他人に教えない

カード会員自身でできるクレジットカードのセキュリティ対策には、クレジットカードの暗証番号やセキュリティコードを他人に教えたり見られたりしないように気を付けることが挙げられます。

特に、暗証番号は第三者に推測されにくい数字にすることが大切です。覚えやすいからなどの理由で、単純な数字や生年月日、電話番号などを設定してしまうと、不正利用のリスクが高まるばかりか、万が一被害に遭ったときにカード会社の補償を受けられない可能性があります。同時に、クレジットカード自体も適切に管理し、たとえ親しい相手であっても絶対に貸し借りをしてはいけません。

信用できないショップで使わない

クレジットカードを利用できるショップやサービスは増えていますが、信用できないショップではクレジットカードの利用を避けることもセキュリティ対策として有効です。例えば、怪しいメールやSMS、不自然なリンクへアクセスしないだけでなく、ネットショッピングの場合はSSL暗号化に対応した「https://」というURLであるかも確認しておくといいでしょう。
中には「あなたのカード情報が漏洩した疑いがある」「アカウントが凍結される」などと不安をあおり、クレジットカード情報を入力させようとする手口もあります。リンクにアクセスしたり、電話をしたりせず、どうしても不安な場合はサービスを提供している公式な窓口へ問い合わせてください。

カード裏面に必ず署名する

クレジットカードの署名欄に署名をしておくことも、カード会員自身ができるセキュリティ対策のひとつです。一部のナンバーレスカードなどを除き、クレジットカードの裏面には署名欄があります。もし署名をしていないクレジットカードが紛失や盗難によって第三者の手に渡ると、勝手に署名されて不正に使われてしまう可能性があります。また、クレジットカードの署名欄の記載がないと、不正利用被害の補償対象外になることもあるので注意が必要です。

ご利用明細をこまめにチェックする

不正利用被害を最小限に食い止めるには、ご利用明細をこまめにチェックすることが大切です。クレジットカードを使う以上、不正利用のリスクをゼロにすることは難しいかもしれません。しかし、ご利用明細を定期的に確認していれば、身に覚えのない履歴があった場合にもすぐに気付けます。
最近では、盗み取ったカード番号が使えるかどうか確かめるために、少額の決済で不正利用を試すケースがあります。ご利用明細をチェックせず不正利用に気付かないと、カード情報が闇サイトで売買されるなどの被害の拡大につながりかねません。また、カード会社によって不正利用被害額が補償される場合でも、紛失・盗難の届出から60日前までの損害が対象となることがほとんどです。スマートフォンアプリを活用するなどして、ご利用明細をこまめにチェックする習慣を付けておきましょう。

セキュリティ対策も充実!年会費もポイント還元率もお得な三菱UFJカード

クレジットカードのセキュリティを重視したい人には、3Dセキュアをはじめ、24時間365日のモニタリングやAI等を活用した最新の不正使用検知システムなど、業界最高水準のセキュリティ対策を行っている「三菱UFJカード」がおすすめです。三菱UFJカードは、18歳以上の学生(高校生不可)から持つことができるクレジットカードです。

三菱UFJカードは、年会費が永年無料で、タッチ決済にも対応しているので、お支払いもスピーディーです。
また、セブン-イレブンやローソンなどの対象店舗で三菱UFJカードを利用すると、ご利用分の最大15%相当のポイントが還元されます。

ほかにも、ネットショッピングのポータルサイト「POINT名人.com」を経由してお買い物をすると、カードの基本ポイントに加えてボーナスポイントももらえるので、日常使いでポイントがためやすいでしょう。
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合

三菱UFJカードの会員なら、Uber Eats ・ Uber のサブスクリプション(定額)サービス「 Uber One 」が6カ月間無料で利用可能です。「 Uber One 」は、デリバリー(配達)サービス「 Uber Eats 」と配車サービス「 Uber 」の両方でメンバー限定特典が受けられるサービスで、通常は月額498円(税込)または年額3,998円(税込)がかかります。「 Uber One 」メンバーになると、例えば対象店舗で条件を満たせば何回でも配達手数料が0円になるほか、毎回の乗車料金が5%以上お得になります。

そのほか、「MUFGカードアプリ」を活用すれば、WEB明細をスマートフォンでいつでもチェックでき、家計簿をつける手間を省けます。さらに、ご入会日から2カ月後までに条件を達成すると、最大10,000円相当(グローバルポイント2,000ポイント分)がもらえます。詳細は三菱UFJカードのWEBサイトでご確認ください。
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合
※現在「 Uber One 」にご登録中の方、および過去 3カ月以内に「 Uber One 」にご登録いただいたことのある方は、本プロモーションの対象外です。
※その他、「 Uber One 」6カ月無料の特典には条件があります。また、特典の適用には専用ページよりお申し込みが必要です。詳細はこちらをご確認ください。
※「 Uber One 」6カ月無料の特典は2024年8月時点のものであり、予告なく内容を変更または終了する場合があります。

三菱UFJカードのおすすめポイント

三菱UFJカードの特長

  • 年会費が永年無料で利用できる
  • 対象店舗でのご利用分の最大15%のポイントが還元される
  • POINT名人.comを利用すると、ボーナスポイントもたまる
  • Uber One のご登録で6カ月無料で利用できる
  • MUFGカードアプリのWEB明細を家計簿代わりに使える

※1ポイント5円相当の商品に交換の場合

初めてゴールドカードを持つ人におすすめの三菱UFJカード ゴールドプレステージ

三菱UFJニコスの「三菱UFJカード ゴールドプレステージ」は、タッチ決済対応で、ポイントプログラムやグルメセレクションなどのサービスが充実しているゴールドカードです。学生を除く20歳以上の人がお申し込みいただけます。WEBサイトからのお申し込みなら、初年度の年会費が無料になるので、初めてゴールドカードを持つ方でも安心です。

三菱UFJカード ゴールドプレステージは、セブン-イレブンやローソンなどの対象店舗で利用すると、ご利用分の最大15%のポイントが還元されるので、日常使いでお得にポイントをためられるでしょう。また、年間100万円以上利用すると、最大11,000円相当のポイントがプレゼントされます。

さらに、グルメセレクションとして、厳選された国内のレストランでコースメニューをおとな2名以上で利用する際に、1名分の料金が無料になるサービスが付帯されているので、ゴールドカードならではの特典をお楽しみいただけます。
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合

三菱UFJカード ゴールドプレステージの特長

  • WEBサイトからのお申し込みで初年度の年会費が無料になる
  • 対象店舗でのご利用分の最大15%のポイントが還元される
  • 年間100万円以上を利用すると、11,000円相当のポイントがもらえる
  • タッチ決済対応で、スピーディーに支払いができる
  • 厳選された国内のレストランにておとな2名以上で利用した場合、1名分の料金が無料になる
  • Uber One のご登録で6カ月無料で利用できる

※1ポイント5円相当の商品に交換の場合

おすすめのプラチナカード、三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード

三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード」は、実用性とステータス性を兼ね備えたプラチナカードです。三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カードでは、国内外の空港ラウンジを利用できる、プライオリティ・パスに無料で入会できます。

また、空港から自宅へ配送が可能な手荷物空港宅配サービスなどのきめ細かなサービスを受けられるのは、ランクの高いプラチナカードならではといえるでしょう。

三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カードの特長

  • 24時間・365日のコンシェルジュサービスを利用できる
  • 海外旅行傷害保険で最高1億円まで補償される(海外旅行障害保険の自動付帯分は最高5,000万円)
  • 国内外の空港ラウンジが無料で利用できる
  • 空港から自宅までの手荷物空港宅配サービスがある
  • Uber One のご登録で6カ月無料で利用できる

クレジットカードを選ぶ際にはセキュリティ対策にも注目しよう

クレジットカードの不正利用の手口は巧妙化しており、被害額は年々増加傾向にあります。クレジットカードの不正利用を防ぐには、セキュリティ対策を重視したクレジットカードを選ぶことが大切です。同時に、カード情報を他人に漏らさない、怪しいメールやSMSに反応しない、ご利用明細をこまめにチェックするなど、カード会員自身が気をつけることも大切です。セキュリティ意識を高く保ち、上手にクレジットカードを利用しましょう。

おすすめのクレジットカード

カード名 日常にうれしいを、
将来まで安心を。
オンも、オフも、
いつでも変わらない輝きを。
日常から特別な時まで、
最高クラスのおもてなしを。
三菱UFJカード 三菱UFJカード
ゴールドプレステージ
三菱UFJカード
プラチナ・アメリカン・
エキスプレス®・カード

年会費

初年度 無料 無料

(オンライン入会限定)

22,000円(税込)
次年度以降 無料

11,000円(税込)

22,000円(税込)

特長
  • セブン-イレブン、ローソンで利用金額の最大15%ポイント還元!
  • 年間ショッピング利用額100万円以上で11,000円相当のポイント還元(2022年7月1日以降の入会者限定)(※1)
  • ご相談に24時間365日対応
  • 厳選されたレストランのコースメニューが1名様分無料に!
  • 国内70以上のホテルで1滞在あたり平均550米ドル相当のご優待
最短発行期間 最短翌営業日 最短翌営業日 最短3営業日

1ポイント5円相当の商品に交換の場合

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よくある質問
クレジットカードのセキュリティ対策とは?
クレジットカードのセキュリティ対策は、カード会社やカードによって異なります。三菱UFJニコスでは、本人認証サービス「3Dセキュア」の導入をはじめ、ICチップ付きのクレジットカードを発行したり、24時間365日モニタリングして不正利用の可能性が高い場合は、一時的に利用停止し、即座にカード会員に通知したりしています。また、万が一クレジットカードの不正利用が起こっても、会員規約に基づき補償の対象になる場合は全額が補償されるので安心です。

詳しくは「カード会社によるクレジットカードのセキュリティ対策」をご確認ください。
クレジットカードを安全に使うには?
クレジットカードを安全に使うには、暗証番号を推測されにくい数字にするだけでなく、セキュリティコードを含めカード情報を第三者に見られたり、教えたりしないようにしましょう。また、カード情報の漏洩を防ぐには、信用できないショップではクレジットカードを使わないことも大切です。あわせて、クレジットカードの署名欄には必ず署名をし、ご利用明細をこまめにチェックするなど、適切な管理を心がけることで、安全性を高めることができます。

詳しくは「安全性を高めるために自分でできるセキュリティ対策」をご確認ください。
安全なクレジットカードを選ぶには?
クレジットカードを選ぶときには、どのようなセキュリティ機能が備わっているかを確認することが大切です。3Dセキュアなど、カード券面に記載された情報以外の方法で本人認証ができるクレジットカードや、偽造が難しいICチップが搭載されたクレジットカードを選ぶとよいでしょう。同時に、万が一不正利用の被害に遭ってしまった場合の補償体制が充実しているクレジットカードを選ぶこともポイントです。

詳しくは「カード会社によるクレジットカードのセキュリティ対策」をご確認ください。