初めてのクレジットカード
2024年6月25日

フランスでクレジットカードは使える?キャッシュレス事情を解説

フランスでクレジットカードは使える?キャッシュレス事情を解説

フランスは観光やショッピングなど、海外旅行先として人気の高い国です。「海外旅行の際にはクレジットカードが便利」という話はよく聞かれますが、フランス旅行にクレジットカードは必要なのでしょうか。また同時に、フランスで利用できるクレジットカードの種類や、現地のクレジットカード事情なども気になるところです。
ここでは、フランス旅行で使えるクレジットカードや利用するメリット、使う際の注意点などについて解説します。

フランスは日本よりキャッシュレス化が進んでいる

フランスは日本に比べて、クレジットカードをはじめとするキャッシュレス化が進んでおり、フランスを旅行するならクレジットカードを持って行った方がいいでしょう。
一般社団法人キャッシュレス推進協議会「キャッシュレス・ロードマップ2023」によれば、日本のキャッシュレス決済比率が30.2%にとどまっているのに対して、フランスでは50.4%です。実際にフランスに行ってみると、50%という数値以上にキャッシュレス決済の普及を感じるかもしれません。
フランスでは、「カルト・ブルー(Carte Bleu)」という、キャッシュカード・デビットカード・クレジットカードが一体になったカードが広く普及しています。そのため、日常生活ではほとんど現金を使わず、少額のお買い物でもカード払いが基本となっています。

クレジットカードが使える場所

フランスでは、ホテルやデパート、レストラン、スーパー、土産物屋、駅の券売機など、観光客が訪れる場所であれば、基本的にクレジットカードが利用できます。日本よりもフランスのほうが、クレジットカードの出番が多いといえるでしょう。

クレジットカードが使えない場所

小規模な店舗でもクレジットカードが使えるフランスですが、露店や屋台などではクレジットカードが使えないこともあります。また、チップは基本的に現金で渡します。ただし、チップの文化が根付いているアメリカなどの国とは異なり、フランスではチップは必須ではありません。もし支払うなら、チップの目安は、高級レストランなら料金の10~20%、タクシーなら5~10%、ホテルで何かをしてもらったときなどは1~2ユーロ程度です。

フランス旅行にクレジットカードを持っていくメリット

フランス旅行にクレジットカードを持っていくと、さまざまなメリットがあります。主なメリットを、以下にご紹介しましょう。

フランス旅行にクレジットカードを持っていくメリット

  • 多額の現金を持ち歩く必要がない
  • 両替の手間を抑えられる
  • ホテルのデポジットが不要になることがある
  • 海外旅行傷害保険が利用できる
  • 駅券売機の利用もスムーズ
  • ステータスカードなら空港ラウンジやコンシェルジュサービスが使える

多額の現金を持ち歩く必要がない

フランス滞在中の支払いにクレジットカードをメインで使えば、多額の現金を持ち歩く必要がなくなります。特に観光客はスリなどに狙われる可能性もあるため、多額の現金を持ち歩くと、紛失や盗難のリスクが高まります。海外で多額の現金を落としたり盗まれたりした場合、手元に戻ってくることはほとんどありません。
しかし、クレジットカードなら、万が一紛失や盗難に遭ってもカード会社に連絡すればすぐに利用を停止でき、不正利用されてしまった場合も基本的には補償が受けられます。支払いは基本的にクレジットカードで済ませ、現金は必要最小限のみ持って出るようにすれば、防犯対策に役立ちます。

両替の手間を抑えられる

クレジットカードを持たず代わりに現金を持っていった場合、日本円を現地通貨に両替しなければなりません。お買い物などで現金を使ったら何度も両替をしなければならず、そのたびに手間がかかってしまいます。クレジットカードがあれば、両替の機会も必要最小限で済む上、現地通貨を使いきれずに余らせてしまう心配もありません。

ホテルのデポジットが不要になることがある

フランスをはじめ、海外のホテルを利用する際には、チェックイン時にホテル側からデポジット(保証金)を求められることがありますが、宿泊費をクレジットカードで支払う場合は、デポジットが不要になることがあります。デポジットはチェックアウトの際に返金されますが、支払いの保証としてチェックイン時に料金の一部をデポジットとして預かることが一般的です。クレジットカードがあれば、支払い能力や社会的信用の裏付けとみなされることに加え、海外ではクレジットカードが身分証の代わりに用いられることが多いため、デポジットが不要になる場合もあります。
デポジットを現金で支払うなら、相当金額分の現地通貨を用意しなければなりません。

海外旅行傷害保険が利用できる

クレジットカードの中には、海外旅行傷害保険が付帯されているカードがあります。補償内容はクレジットカードによって異なりますが、現地滞在中のケガや病気の治療費だけでなく、ホテルでの器物破損や、携行品の盗難・紛失なども補償対象となることが多いでしょう。海外旅行傷害保険が付帯されているクレジットカードなら、海外でのトラブルに備えて、わざわざ保険に入る必要がなく便利です。
なお、クレジットカードの海外旅行傷害保険は、そのクレジットカードで旅費を支払った場合のみ補償される「利用付帯」と、クレジットカードを保有しているだけで適用される「自動付帯」があります。いざというときに備えて、保険が適用される条件を旅行前に確認しておくことをおすすめします。

駅券売機の利用もスムーズ

パリでの移動に欠かせないメトロ(地下鉄)の券売機は基本的にカード払いで、タッチ決済のクレジットカードも使えるため、切符の購入がとてもスムーズです。なお、クレジットカードのほか現金払いも可能な券売機もありますが、現金といっても使えるのはコインのみで、紙幣には対応していない機種が多いので注意しましょう。

ステータスカードなら空港ラウンジやコンシェルジュサービスが使える

ゴールドカードやプラチナカードといったステータスカードは、多くの場合、空港ラウンジやコンシェルジュサービスなどを無料で利用できます。例えば、三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カードの場合、世界1,400カ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」や、さまざまな相談や要望を手厚くサポートしてくれるコンシェルジュサービスも付帯しています。もし旅先でトラブルが起こっても、24時間365日、コンシェルジュによる手厚いサポートが受けられるので安心です。

フランスで使えるクレジットカードは?

フランスのほとんどの場所で使えるクレジットカードの国際ブラントは、VisaとMastercard®です。フランスでクレジットカード払いが可能な場所であれば、そのほとんどでVisaとMastercard®が使えるでしょう。また、デパートや大手ショップ、海外からの観光客が多く訪れる場所では、JCBが利用できることもあります。

フランスへの入国には2025年以降はETIAS申請が必要

2025年以降、フランスをはじめヨーロッパを旅行する際には、事前渡航認証システム「ETIAS(エティアス)」の申請が必要になります。ETIASは、アメリカで運用中の「ESTA(エスタ)」と同様の電子渡航認証システムで、旅行などでEUの対象国へ入国する際、事前に入国審査の認証申請を行う制度です。
ETIASの申請費用は7ユーロで、18歳未満と70歳以上の人は無料になる見込みです。現時点では、申請費用の支払方法はクレジットカードまたはPaypalのみで、銀行振込やコンビニ払いなどはできません。直前になって慌てないように、フランス旅行を計画するなら、事前にクレジットカードを準備しておくといいでしょう。

フランスでクレジットカードを使うときの注意点

フランス旅行中の支払いにはクレジットカードが便利ですが、現地でクレジットカードを使うときには、いくつか注意を必要とする点があります。また、これらの注意点は、フランスに限らず、海外でクレジットカードを使用する際に共通して注意しなければいけないポイントです。せっかくの旅行でトラブルに巻き込まれないためにも、注意点をしっかり確認しておきましょう。

盗難やスキミングに注意

フランス旅行で現地に滞在する際は、クレジットカードの盗難やスキミングに十分注意しましょう。特に観光客が集まる場所ではスリや置き引き、ひったくりなどが多く発生しており、日本人旅行客が被害を受けるケースも少なくありません。クレジットカードをはじめ、貴重品を不用意に取り出したり、手元から離したりしないようにしてください。
また、クレジットカードの利用時にはスキミングにも注意が必要です。例えば、海外キャッシングが可能なATMに、クレジットカード情報を盗み取る「スキマー」という機器が設置されていることがあります。スキミング被害を防ぐため、キャッシングを利用する際には人通りの少ない場所を避け、駅や銀行のATMを使うようにしましょう。

レシートの金額を確認する

フランス旅行中に店舗などでクレジットカードを使って支払いをしたら、必ずレシートや伝票の控えを受け取り、その場で金額が正しいかどうかを確認してください。フランスでは廃棄物削減、有害物質削減の観点から紙のレシートの発行は原則禁止となっていますが、要望がある場合に事業者は発行しなければなりません。
レシートをもらったら、必要以上の請求がされていないか確認するようにしましょう。単純なケアレスミスもありますが、意図的に必要以上の請求をする可能性もゼロではありません。クレジットカードの盗難による不正利用とは異なり、必要以上に請求された場合はカード会社の補償対象外になる場合もあるため、支払いのたびに金額を確認することが大切です。

カード会社の連絡先を控えておく

万が一に備え、海外にクレジットカードを持っていくときには、必ずカード会社の連絡先を控えておきましょう。海外旅行先でクレジットカードの紛失や盗難に遭った場合は、すぐにカード会社に連絡して、利用停止などの対応をとらなければなりません。クレジットカードによっては、困ったときに海外から連絡できる、日本語で対応してくれる窓口を設けている場合もあります。海外ではいつどんなトラブルに見舞われるかわからないため、そのような相談窓口のあるカード会社を選ぶと安心です。

フランス旅行にもおすすめ!年会費もポイント還元率もお得な三菱UFJカード

フランス旅行に持っていくなら、年会費が実質無料で、ポイントがたまりやすい「三菱UFJカード」がおすすめです。三菱UFJカードは、18歳以上の学生(高校生不可)から持つことができるクレジットカードです。

三菱UFJカードは、初年度の年会費が無料で、年に1回でも利用すれば、翌年の年会費も無料になるので、実質無料で使うことができます。タッチ決済にも対応しているので、お支払いもスピーディーです。

また、セブン-イレブンやローソンなどの対象店舗で三菱UFJカードを利用すると、最大19%のポイントが還元される特典を実施中です。詳細は三菱UFJニコス株式会社の「WEBサイト」にてご確認ください。ほかにも、ネットショッピングのポータルサイト「POINT名人.com」を経由してお買い物をすると、カードの基本ポイントに加えてボーナスポイントももらえるので、日常使いでポイントがためやすいでしょう。
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合

MUFGカードアプリ」を活用すれば、WEB明細をスマートフォンでいつでもチェックでき、家計簿をつける手間を省けます。さらに、ご入会日から2カ月後までに条件を達成すると、最大10,000円相当(グローバルポイント2,000ポイント分)がもらえます。詳細は三菱UFJカードのWEBサイトでご確認ください。
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合

対象店舗のご利用ならお得にポイントがためられる!
ポイントサイト経由でボーナスポイントがもらえる!

三菱UFJカードの特長

  • 年会費が実質無料で利用できる
  • 対象店舗で最大19%のポイントが還元される
  • POINT名人.comを利用すると、ボーナスポイントもたまる
  • MUFGカードアプリのWEB明細を家計簿代わりに使える

※1ポイント5円相当の商品に交換の場合

初めてゴールドカードを持つ人におすすめの三菱UFJカード ゴールドプレステージ

三菱UFJニコスの「三菱UFJカード ゴールドプレステージ」は、タッチ決済対応で、ポイントプログラムやグルメセレクションなどのサービスが充実しているゴールドカードです。学生を除く20歳以上の人がお申し込みいただけます。WEBサイトからのお申し込みなら、初年度の年会費が無料になるので、初めてゴールドカードを持つ方でも安心です。

三菱UFJカード ゴールドプレステージは、セブン-イレブンやローソンなどの対象店舗で利用すると、ご利用金額の最大19%のポイントが還元される特典を実施中です。また、年間100万円以上利用すると、最大11,000円相当のポイントがプレゼントされます。さらに、グルメセレクションとして、厳選された国内のレストランでコースメニューをおとな2名以上で利用する際に、1名分の料金が無料になるサービスが付帯されているので、ゴールドカードならではの特典をお楽しみいただけます。
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合

三菱UFJカード ゴールドプレステージの特長

  • WEBサイトからのお申し込みで初年度の年会費が無料になる
  • 対象店舗で最大19%のポイントが還元される
  • 年間100万円以上を利用すると、11,000円相当のポイントがもらえる
  • タッチ決済対応で、スピーディーに支払いができる
  • 厳選された国内のレストランにておとな2名以上で利用した場合、1名分の料金が無料になる

※1ポイント5円相当の商品に交換の場合

おすすめのプラチナカード、三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード

三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード」は、実用性とステータス性を兼ね備えたプラチナカードです。三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カードでは、世界1,400カ所以上で利用できる、空港ラウンジサービス、プライオリティ・パスに無料で入会できます。

また、空港から自宅へ無料配送が可能な手荷物空港宅配サービスなどのきめ細かなサービスを受けられるのは、ランクの高いプラチナカードならではといえるでしょう。

三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カードの特長

  • 24時間・365日のコンシェルジュサービスを利用できる
  • 海外旅行傷害保険で最高1億円まで補償される(海外旅行障害保険の自動付帯分は最高5,000万円)
  • 世界1,400カ所以上の空港ラウンジが無料で利用できる
  • 空港から自宅までの無料の手荷物空港宅配サービスがある

フランスに旅行するならクレジットカードを持っていこう

フランスでは日本よりもキャッシュレス決済が普及しており、カード払いが基本となっています。クレジットカードを持っていけば、多額の現金を持ち歩くことなく、ほぼすべての場所でスムーズに支払いができるでしょう。現地通貨の用意も必要最低限で済むため、両替の手間も多くはかかりません。さらに、クレジットカードには、ホテルのデポジットが不要になったり、海外旅行傷害保険を利用できたりするメリットもあります。クレジットカードを上手に活用して、便利で快適なフランス旅行を楽しんでください。

おすすめのクレジットカード

カード名 日常にうれしいを、
将来まで安心を。
オンも、オフも、
いつでも変わらない輝きを。
日常から特別な時まで、
最高クラスのおもてなしを。
三菱UFJカード 三菱UFJカード
ゴールドプレステージ
三菱UFJカード
プラチナ・アメリカン・
エキスプレス®・カード

年会費

初年度 無料 無料

(オンライン入会限定)

22,000円(税込)
次年度以降

年1回の利用で翌年も無料

11,000円(税込)

22,000円(税込)

特長
  • セブン-イレブン、ローソンで利用金額の最大19%相当ポイント還元!(※2)
  • 年間ショッピング利用額100万円以上で11,000円相当のポイント還元(2022年7月1日以降の入会者限定)(※1)
  • ご相談に24時間365日対応
  • 厳選されたレストランのコースメニューが1名様分無料に!
  • 国内70以上のホテルで1滞在あたり平均550米ドル相当のご優待
最短発行期間 最短翌営業日 最短翌営業日 最短3営業日

1ポイント5円相当の商品に交換の場合

最大19%相当ポイント還元は2024年2月1日(木)~2024年7月31日(水)のご利用が対象

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よくある質問
フランスでクレジットカードの普及率は?
一般社団法人キャッシュレス推進協議会「キャッシュレス・ロードマップ2023」によれば、フランスのキャッシュレス決済率は50.4%です。フランスでは「カルト・ブルー(Carte Bleu)」というキャッシュカード・デビットカード・クレジットカードが一体化したカードが広く普及しています。現地では少額のお買い物でもカード払いが基本であり、日常生活ではほとんど現金を持ち歩きません。

詳しくは「フランスは日本よりキャッシュレス化が進んでいる」をご確認ください。
フランスで使えるクレジットカードの国際ブランドは?
フランスの多くの場所で使えるクレジットカードの国際ブランドは、VisaとMastercardです。クレジットカード払いに対応していれば、ほとんどすべての場所でVisaとMastercard®が使えるでしょう。そのほか、デパートや大手ショップ、海外観光客の多い場所では、JCBが利用できることもあります。

詳しくは「フランスで使えるクレジットカードは?」をご確認ください。
フランスにクレジットカードを持っていくメリットは?
フランスにクレジットカードを持っていくと、多額の現金を持ち歩く必要がなくなり、防犯対策として役立ちます。また、「日本円を現地通貨に両替する手間を抑えられる」「ホテルのデポジットが不要になる」「海外旅行傷害保険が付帯されている、メトロの券売機の利用がスムーズ」といった点もメリットとして挙げられます。ステータスカードなら、空港ラウンジやコンシェルジュサービスが利用できて便利です。

詳しくは「フランス旅行にクレジットカードを持っていくメリット」をご確認ください。