ゴールドカードのメリット・デメリットは?必要性の高い人の特徴
一般カードよりステータスが高いゴールドカードには、どのような特長があるのでしょうか。
ここでは、ゴールドカードに付帯しているサービス内容や、ゴールドカードを所有する具体的なメリットのほか、注意点について解説します。また、ゴールドカードを手に入れるための条件や選び方のポイントについてもご紹介します。
三菱UFJニコスが発行するゴールドカードについてもご紹介しますので、これからゴールドカードを作る人はぜひチェックしてください。
ゴールドカードとは?
ゴールドカードとは、一般カードよりもランクの高いクレジットカードです。
クレジットカードは、一般カード、ゴールドカード、プラチナカードとランクが上がり、ゴールドカードより高いランクのカードはステータスカードとも呼ばれます。一般カードは年会費が無料のカードもありますが、ほとんどのステータスカードは年会費が発生します。しかし、その分、一般カードよりも付帯サービスや特典が充実しているのです。
例えば、多くのクレジットカードに付帯している旅行傷害保険は、一般カードよりも補償額が高額です。ほかにも、ポイントプログラムのポイント還元率が高くなったり、優待サービスなどが付帯していたりします。
ゴールドカードのサービス内容や所有するメリット
ゴールドカードは一般カードよりも付帯サービスや特典が充実しています。年会費を払ってでもゴールドカードを所有するメリットを6つご紹介します。
ゴールドカードを所有するメリット
- 一般カードよりポイントプログラムが充実している
- ステータスの高さを示すことができる
- 一般カードより利用限度額が高い
- クレジットカード会社独自の特典がある
- 手厚い保険・補償サービスが用意されている
- 空港ラウンジサービスが用意されている
一般カードよりポイントプログラムが充実している
ゴールドカードのメリットとして、一般カードより充実したポイントプログラムが用意されているという点が挙げられます。
クレジットカードにもよりますが、ゴールドカードは一般カードよりもポイント還元率が高く設定されています。そのほか、年間のご利用金額に応じてボーナスポイントが付与されるカードもあるのです。一般カードよりもポイントがためやすいうえ、場合によっては、ポイントだけで年会費がまかなえてしまうでしょう。
さらに、新規でゴールドカードを発行するときに、入会特典として数千円分のポイントを獲得できるキャンペーンなど、会員限定のポイント優遇サービスが用意されています。
ステータスの高さを示すことができる
ゴールドカードは、所有しているだけでステータスの高さを示すことができます。ゴールドカードは高級感のある券面デザインであるものが多く、食事の会計時など、人前で出したときに恥ずかしくないという点もメリットといえるのではないでしょうか。
一般カードより利用限度額が高い
通常、ゴールドカードの利用限度額は、一般カードより高く設定されているため、余裕を持って使うことができます。
引っ越しや海外旅行の際など、高額な出費が発生するケースにおいて、利用限度額に達してカードが使えなくなるということも、一般カードと比べて少ないでしょう。
クレジットカード会社独自の特典がある
ゴールドカードにはそれぞれ、クレジットカード会社独自の特典が用意されています。レストランやホテル、特定の店舗での割引サービスなど、一般カードでは受けられない特典が多くあります。
手厚い保険・補償サービスが用意されている
ゴールドカードは、付帯している保険や補償サービスの内容が、一般カードより充実しているという点もメリットといえるでしょう。
また、海外旅行傷害保険に関しては、一般カードの場合、旅費やホテルの支払いを、そのクレジットカードで支払った場合のみ適用される「利用付帯保険」であるのに対し、ゴールドカードは、カードを所有しているだけで保険が適用される「自動付帯保険」であるのが一般的です。
例えば、三菱UFJニコスの「三菱UFJカード ゴールドプレステージ」の場合、海外旅行傷害保険は自動付帯となっており、補償金額も最高5,000万円と高く設定されています。
空港ラウンジサービスが用意されている
空港ラウンジサービスが用意されたゴールドカードであれば、無料で空港ラウンジを利用することが可能です。空港ラウンジは飛行機の出発までの時間に利用できる待合室のことで、ソフトドリンクの提供や新聞・雑誌の閲覧といったサービスを受けることができます。
ゴールドカードなら一般カードにないステータスが得られます
ゴールドカードは社会的信用のある人が持つカードでもあります。ゴールドカードなら一般カードにないステータスが得られることは大きなメリットでしょう。このゴールドカードの上位にプラチナカードがあり、さらにブラックカードと続きます。上位に行くほど付帯サービスや特典は豪華になり、補償も手厚くなります。
ゴールドカードを持っていれば、普段は行くことができないような有名レストランの飲食代が割引になったり、コースを予約すると、2名以上で1名分が無料になったりするのです。またカード会社と提携しているホテルでは宿泊料を優待割引にしてくれるといったサービスもあります。
また、多くのクレジットカードには旅行傷害保険やショッピング保険が付帯しています。ゴールドカードなら、こうした保険の補償も一般カードと比べて金額が高く設定されているのが特長です。さらに、ゴールドカードはもしもに備えて利用限度額が高めに設定されています。ゴールドカードのポイント還元率も一般カードより高めに設定されていることが多いため、ゴールドカードで高額の買い物の際に使えば、その分多くのポイント還元を受けられるでしょう。
ゴールドカードの必要性が高い人
ゴールドカードは一般カードに比べて、さまざまなメリットがあります。しかし、年会費がかかるうえ、クレジットカードの付帯サービスを利用する機会があまりないという人にとっては、あまりメリットがありません。
そこで、ゴールドカードを持つことでメリットを享受できるのはどのような人なのか、ゴールドカードを持つのに向いている人はどのような人なのか、見ていきましょう。
普段から高額決済の機会が多い人・クレジットカードの毎月のご利用金額が大きい人
普段から、クレジットカードで高額な決済をしていたり、一度に利用する金額は少なくても、1カ月のご利用金額が大きかったりする人は、ゴールドカードにした方が、カードのメリットを享受できるでしょう。
先述したように、ゴールドカードの多くは、一般カードに比べてポイント還元率が高く設定されています。クレジットカードを頻繁に利用する場合、ポイント還元率が高いカードの方が、ポイントをためやすくなります。また、クレジットカードによっては、年間の利用合計額でボーナスポイントがもらえますから、年会費を上回るポイントをためることも可能です。
旅行する頻度の高い人
趣味の旅行や出張などに行く頻度が高い人も、ゴールドカードがおすすめです。
ゴールドカードには空港ラウンジを利用できるサービスもありますから、飛行機に乗る機会が多い人にとっては非常に便利です。
また、ゴールドカードは旅行傷害保険の補償額も一般カードより手厚くなっています。旅行先や出張先でも安心して過ごせるでしょう。
社会的信用を得たい人
ゴールドカードは、一般カードに比べ、審査が厳しい傾向にあります。そのため、ゴールドカードを持てるということは社会的に信用できる人であるという証明にもなります。
特に、日本よりもクレジットカードが浸透している海外では、クレジットカードが身分を証明する場面も少なくありません。国内はもとより、海外でもステータスが高い人物であると証明できるのがゴールドカードなのです。
ゴールドカードの申込条件や審査基準
ゴールドカードに申し込むには、どのような条件を満たす必要があるのでしょうか。また、審査でどのようなことが重視されるのか気になる人もいるでしょう。
ゴールドカードの申込条件や審査基準は、クレジットカード会社によって異なりますが、最低限満たすべき条件や、審査で必ず参照される情報は共通しているといえます。一般的なゴールドカードの申込条件や審査基準は下記のとおりです。
年齢が20歳以上であること
一般的に、ゴールドカードは20歳以上であれば申し込むことが可能です。
継続的な収入があること
継続的な収入があることも、ゴールドカードを申し込むための条件となります。
ただし、勤続年数が少ないと申し込めないということはなく、勤続1年未満の新入社員であっても、継続的な収入が見込めるのであればゴールドカードに申し込めます。
クレジットカードの利用で支払遅延などを起こしていないこと
一般的にゴールドカードの審査では、過去にクレジットカードの利用で支払遅延などを起こしていないことが重視されます。また、ゴールドカードの審査では、クレジットカードの利用履歴だけでなく、ローンの返済状況などに関する「信用情報」も参照されます。
ゴールドカードを所有するにあたっての注意点
ゴールドカードには魅力的なメリットが数多くありますが、所有する上で注意すべき点もいくつかあります。
続いては、ゴールドカードを所有するにあたっての注意点をご紹介しましょう。
一般カードと比較して審査が厳しい
ゴールドカードは、一般カードと比較すると、カードを持つための審査が厳しくなります。
先述のようにゴールドカードは、一般カードよりも利用限度額が高く設定されています。これはつまり、その利用限度額を返済できる支払い能力があるという証明でもあるのです。
しかし、だからといって、年収が高くなければゴールドカードを持つことができないというわけではありません。クレジットカードの審査は年収だけを精査するものではなく、クレジットヒストリーといって、過去のクレジットカードやローンの支払いの履歴なども審査の対象となります。
継続的に収入があり、クレジットヒストリーに問題がなければ、ゴールドカードの審査に通る可能性は高くなるでしょう。
所有する価値が年会費に見合わない場合がある
ゴールドカードの年会費は一般カードより高く設定されているため、所有する価値が年会費に見合うかどうか、注意が必要です。特に、旅行や外食の機会がほとんどないという人は、ゴールドカードのサービスを活用することが少なくなるため、所有する価値が年会費に見合わない場合があります。
使いすぎてしまうおそれがある
ゴールドカードの利用限度額は、一般カードより高く設定されているため、使いすぎてしまうおそれがあります。ゴールドカードの利用限度額が自分の経済状況に見合わない金額である場合、支払日に引落口座の残高が足りなくなってしまう可能性がありますので、計画的に利用することが大切です。
自分にあったゴールドカードなのか、コストパフォーマンスを考えて選びましょう
ゴールドカードは年会費がかかるものがほとんどです。金額は5,000円から1万円程度のカードがほとんどですが、中には2,000円の格安カードもあります。自分にあったカードなのか、コストパフォーマンスを考えて選びましょう。
ただし、ゴールドカードは一般カードに比べて審査が厳しくなります。利用可能額が高いので、カード会社は返済能力があるかどうかに注意を払うからです。年収だけではなく、雇用形態についても正規か非正規かなどをしっかり調べます。その結果、審査は厳しくなるのです。
また、ゴールドカードだからポイント還元率が必ず高くなるわけではありません。年会費がかかるので、ゴールドカードのポイント還元率は一般カードより高く設定されているとも考えられますが、一般カードとほとんど変わらないゴールドカードもあります。ポイント還元率は、0.5%のカードが多く、1%あれば優秀なゴールドカードといわれています。
ゴールドカードが不要だと感じる理由
クレジットカードの利用者の中には、ゴールドカードを作る必要がないと感じる人もいるのではないでしょうか。
一部の人がゴールカードを不要だと感じる、主な理由をご紹介します。
一般カードのサービスで十分だと思っている
そもそも、一般カードのサービスで十分だと思っている人は、高い年会費を支払ってまでゴールドカードを作りたいと思わないかもしれません。
しかし、クレジットカードを作るときにサービスのクオリティを重視するのであれば、一般カードだけでなく、ゴールドカードのサービス内容も確認し、比較した上でカードを選ぶことをおすすめします。
ゴールドカードのメリットは知っているけれど自分には不要だと考えている
ゴールドカードに用意されたサービスの内容は知っていても、そのサービスを利用する機会がなければゴールドカードを作る必要がないと考える人もいます。
特に、旅行に行く機会が少ない人にとっては、ゴールドカードの空港ラウンジサービスは魅力的に感じられないかもしれません。
しかし、ゴールドカードには、一般カードより充実したポイントプログラムが用意されています。クレジットカードの利用金額によっては一般カードよりお得な場合があるため、ポイントを効率的にためたい人におすすめです。
ゴールドカードを選ぶときのポイント
ゴールドカードを選ぶにあたっては、自分のライフスタイルにあったカードかどうかを検討する必要があります。そのためにもチェックしておきたいポイントは下記のとおりです。
ゴールドカードを選ぶ際のチェックポイント
- 自分にとってメリットが大きいサービスが用意されているか
- 年会費はいくらかかるか
- 券面のデザインが好みにあうか
ゴールドカードを選ぶ際のチェックポイントを具体的に見ていきましょう。
自分にとってメリットが大きいサービスが用意されているか
ゴールドカードを選ぶときは、自分にとってメリットが大きいサービスが用意されているかという点にも着目しましょう。
例えば、ポイントをお得にためることができるサービスや、レストラン・宿泊施設をお得に利用できるサービスなど、自分が何を重視するのかあらためて確認して選んでください。
年会費がいくらかかるか
ゴールドカードを選ぶ際のポイントとして、年会費がいくらかかるかをチェックしてください。保有する上で、年会費が負担とならないゴールドカードを選ぶことが大切です。
券面のデザインが好みに合うか
券面デザインは、ゴールドカードのサービスとは直接関係がありません。しかし、自分の好みのデザインであれば、気分良く使えるものです。サービス内容を比較して候補を絞り込んだ末に「どちらにしようか迷っている」という場合には、デザインの好みで決めるのも良いのではないでしょうか。
ゴールドカードの王道、三菱UFJカード ゴールドプレステージを紹介
三菱UFJニコスの「三菱UFJカード ゴールドプレステージ」は、タッチ決済対応で、ポイントプログラムやグルメセレクションなどのサービスが充実しているゴールドカードです。学生を除く20歳以上の人がお申し込みいただけます。WEBサイトからのお申し込みなら、初年度の年会費が無料になるので、初めてゴールドカードを持つ方でも安心です。
三菱UFJカード ゴールドプレステージは、セブン-イレブンやローソンなどの対象店舗で利用すると、ご利用分の最大15%のポイントが還元されるので、日常使いでお得にポイントをためられるでしょう。また、年間100万円以上利用すると、最大11,000円相当のポイントがプレゼントされます。
さらに、グルメセレクションとして、厳選された国内のレストランでコースメニューをおとな2名以上で利用する際に、1名分の料金が無料になるサービスが付帯されているので、ゴールドカードならではの特典をお楽しみいただけます。
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合
三菱UFJカード ゴールドプレステージの特長
- WEBサイトからのお申し込みで初年度の年会費が無料になる
- 対象店舗でのご利用分の最大15%のポイントが還元される
- 年間100万円以上を利用すると、11,000円相当のポイントがもらえる
- タッチ決済対応で、スピーディーに支払いができる
- 厳選された国内のレストランにておとな2名以上で利用した場合、1名分の料金が無料になる
- Uber One のご登録で6カ月無料で利用できる
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合
ゴールドカードはクオリティの高いサービスが豊富
ゴールドカードには、旅行傷害保険やポイントプログラムが充実していて、クオリティの高いサービスが豊富に用意されています。
一般カードからのステップアップとして、ゴールドカードを検討してみてはいかがでしょうか。
おすすめのクレジットカード
カード名 | 日常にうれしいを、 将来まで安心を。 |
オンも、オフも、 いつでも変わらない輝きを。 |
日常から特別な時まで、 最高クラスのおもてなしを。 |
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三菱UFJカード | 三菱UFJカード ゴールドプレステージ |
三菱UFJカード プラチナ・アメリカン・ エキスプレス®・カード |
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年会費 |
初年度 | 無料 | 無料 (オンライン入会限定) |
22,000円(税込) |
次年度以降 | 無料 |
11,000円(税込) |
22,000円(税込) |
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特長 |
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最短発行期間 | 最短翌営業日 | 最短翌営業日 | 最短3営業日 |
1ポイント5円相当の商品に交換の場合
カード種類・国際ブランドを選択のうえ、
お申し込みフォームへ進んでください。
カード種類
※カードお申し込み時点で、内定者の方は「学生」をご選択のうえお申し込みください。
国際ブランド
国際ブランド
専門家プロフィール
- ゴールドカードのメリットは何ですか?
- ゴールドカードのメリットは、一般カードよりも利用限度額が高く、付帯している保険や補償サービスの内容も充実していることです。また、無料で空港ラウンジを利用できたり、カード会社独自の優待サービスを受けられたりします。何よりも、ゴールドカードは所有しているだけでステータスの高さを示すことができるでしょう。
詳しくは「ゴールドカードのサービス内容や所有するメリット」をご確認ください。 - ゴールドカードは誰でも申し込める?
- ゴールドカードの申込条件や審査基準は、カード会社によって異なりますが、最低限満たすべき条件や審査で必ず参照される情報は共通しているといえます。一般的には20歳以上で、継続的な収入があることや支払い遅延を起こしていないことなどがチェックされるでしょう。なお、審査基準はカード会社の機密事項のため、申し込んでみないと審査に通るかどうかはわかりません。
詳しくは「ゴールドカードの申込条件や審査基準」をご確認ください。 - ゴールドカードの必要性は?
- ゴールドカードは一般カードに比べてさまざまなメリットがあります。例えば、ポイント還元率が一般カードより高いカードもあります。高額決済が多い、クレジットカードの毎月の利用金額が大きい人は、ポイント還元率が高い方が効率良くポイントをためられます。また旅行傷害保険も充実しているので、出張や旅行で出かける頻度が高い人はゴールドカードを持っていると便利です。
詳しくは「ゴールドカードの必要性が高い人」をご確認ください。