ステータスカードの活用術
更新:2024年6月25日

空港ラウンジとは?使い方やカードでの利用条件、サービス内容を紹介

空港ラウンジとは?使い方やカードでの利用条件、サービス内容を紹介

空港ラウンジとは、ゴールドカード以上のステータスカードなどを持っていると、無料で利用できる空港内の待合室です。具体的にはどんなサービスを受けられるのでしょうか?また、どの空港に設置されているのでしょうか?
ここでは、空港ラウンジについて利用条件や注意点などを詳しく紹介します。

空港ラウンジとは空港に設置された待合室のこと

空港ラウンジとは、国内外の主要空港に設置された待合室や休憩スペースのことです。ビジネスクラスやゴールドカード以上のステータスカード会員などが、飛行機の搭乗前に快適に過ごせるよう、無料の食事や飲み物の提供、パソコンの貸し出し、Wi-Fiの利用などさまざまなサービスを提供しています。

空港ラウンジなら、空港に早く着いた際にソファなどでゆったりと過ごしたり、パソコンでインターネットを利用したりすることができ、搭乗時間まで落ち着いた空間で待つことができます。

空港ラウンジの種類と利用条件

一口に空港ラウンジといっても、すべて同じではなく、主に3つの種類があります。それぞれの利用条件とともに、詳しく見ていきましょう。

カードラウンジ

カードラウンジとは、ゴールドカード以上のステータスカードを持っている人が無料で利用できる空港ラウンジです。同伴者は一般的に有料ですが、場所によっては無料の場合もあるので、事前に調べておくことをおすすめします。
空港ラウンジは、クレジットカードを持っていない人でも有料で利用することができ、その料金設定はさまざまですが、1人1,000~5,000円程が目安です。

ソフトドリンクの提供や新聞・雑誌のサービスはほとんどのラウンジで共通しているため、出発前の時間を落ち着いて過ごすのに適しています。公衆無線LANやプリント出力などが可能なラウンジもあるため、出張のときにも便利でしょう。

ほとんどのラウンジではアルコールを有料で提供していますが、「ワンドリンクのみ無料」というラウンジもあります。三菱UFJニコスの「三菱UFJカード ゴールドプレステージ」なら、国際線の利用時には国内の主要空港と、海外ではホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジを利用できます。

プライオリティ・パスラウンジ

プライオリティ・パスラウンジとは、「プライオリティ・パス」という会員サービスの利用者だけが使用できる空港ラウンジです。そのネットワークは幅広く、国際空港を中心に世界の145カ国以上、1,500カ所以上の空港で利用できます。
プライオリティ・パスには「スタンダード」「スタンダード・プラス」「プレステージ」という3つの会員プランがあり、それぞれ年会費や利用料金が異なります。

■ プライオリティ・パスのプランと年会費・ラウンジ利用料金

会員プラン スタンダード スタンダード・プラス プレステージ
年会費 US$99 US$329 US$469
会員のラウンジ利用料金 US$35/回 10回まで無料
それ以降はUS$35/回
何回でも無料
同伴者の1回あたりのラウンジ利用料金 US$35/名 US$35/名 US$35/名

※2024年4月現在

2024年4月22日時点のレート1US$=154.76円で年会費を換算すると、スタンダードプランは約1万5,321円、スタンダード・プラスは約5万916円、プレステージは約7万2,582円となります。

サービス内容は空港によって異なりますが、ソフトドリンクやアルコールのほか、おにぎりやパンといった軽食も用意されています。また、シャワールームを備えたところもあり、「出発前の時間をいかに快適に過ごすか」という点が重視されています。
ゴールドカード以上のステータスカードではプライオリティ・パスを無料で申し込めるものもあるので、ステータスカードのメンバーならばぜひ利用したいところです。

航空会社ラウンジ

航空会社ラウンジとは、航空会社が独自に運営する施設で、各社の優良顧客やビジネスクラス以上の搭乗客を対象としたラウンジです。軽食やソフトドリンク、アルコール、シャワールームなど、充実したサービスがほぼ無料で提供されています。
サービス内容は最上クラスですが、一般的にはカードラウンジの環境があれば十分でしょう。

空港ラウンジで提供されるサービス内容は?

「慌ただしい移動の合間に、落ち着いて一息入れたい」「静かな場所で少し体を休めたい」「搭乗前に、ラウンジでリッチな気分に浸りたい」「出掛けた先でのビジネスに備えて資料を準備しておきたい」など、空港ラウンジを使う理由は、人それぞれです。
これら、さまざまなニーズに応えられるよう、ラウンジには複数のサービスが用意されています。ラウンジによってサービス内容は異なりますが、いずれも「出発前の充実した時間」をサポートしてくれるもの。その快適さを知ってしまうと、「少し早めに空港に行って、ラウンジでくつろごう」ということ自体が楽しみにもなるでしょう。それだけの上質なサービスが、ラウンジにはあるのです。

新聞や雑誌、絵本

ラウンジでは、その日の主要な新聞や週刊誌の最新号が用意され、自由に読むことができます。また、空港によっては子供向けの絵本も置いてあるので、小さなお子さんを連れた旅行でも便利です。

ソフトドリンク

コーヒーや紅茶、日本茶、ハーブティー、フルーツジュースなどのソフトドリンクのサービスがあります。友達といっしょの旅行であれば、お茶をしながらこれからの旅のプランをあれこれ話し合うのも楽しいでしょう。

アルコール

アルコールの多くは有料ですが、「缶ビール1本までは無料」というラウンジもあります。ただし、長距離の国際線の飛行高度はかなり上がるので、気圧のせいで酔いが回りやすくなります。搭乗前のお酒は控えめにするのが無難です。

軽食

ビールのおつまみのほか、おにぎりやパン、カップ麺なども食べられます。機内食の出ない短距離の国内線では、おなかを満たすのに手頃なサービスでしょう。

コピー・FAX

コピーやFAXは、ビジネスパーソンにうれしいサービスです。多くの空港ラウンジでは無線LANが使え、プリントアウトができるところもあるため、出張先での仕事の準備を静かなラウンジで整えることができます。

シャワールーム

数は多くありませんが、シャワールームを利用できるラウンジもあります。搭乗前に心身ともにリフレッシュできれば、到着後すぐ、アクティブに活動することができるでしょう。

空港ラウンジの使い方

空港ラウンジは、入口の受付でクレジットカードや当日の搭乗券、航空券を見せて入室すれば、自由に使えます。受付での書類等の記入は不要で、退出の際の手続きも特にありません。
利用できるタイミングは、出発手続きの前か後になります。ラウンジの場所によって手続きのタイミングが変わるため、場所と営業時間を事前に確認しておきましょう。

三菱UFJニコスのゴールドカードで利用できる空港ラウンジ

三菱UFJニコスでは、三菱UFJカード ゴールドプレステージ会員用として国内33空港、海外1空港にカードラウンジを設定しています。その一例をここでご紹介しておきましょう。成田国際空港、羽田空港、関西国際空港、中部国際空港 セントレア、新千歳空港、福岡空港などの国内空港のほか、海外ではホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジが無料で利用可能です。
ステータスの高いゴールドカードを持っていれば、旅行中の待ち時間も快適に過ごすことができます。
※ここに挙げた情報は、2024年4月時点のものです。

<三菱UFJカード ゴールドプレステージ で利用できる空港ラウンジ一例>

  • 成田国際空港(千葉)

    「IASS Executive Lounge1」(第1ターミナル)/「IASS Executive Lounge2」(第2ターミナル)

    利用可能時間 7:00~21:00(年中無休)
    非カード会員 有料(3歳以下無料)
    提供サービス ソフトドリンク、新聞・雑誌、公衆無線LAN、FAX(以上無料)、アルコール(ワンドリンクのみ無料) ほか
  • 羽田空港(東京)

    「SKY LOUNGE」

    利用可能時間 24時間利用可能(年中無休)
    非カード会員 有料(3歳以下無料)
    提供サービス ソフトドリンク、新聞・雑誌、公衆無線LAN(以上無料)、アルコール(有料) ほか
  • 関西国際空港(大阪)

    「カードメンバーズラウンジ六甲・金剛・アネックス六甲」・「ラウンジNODOKA」

    利用可能時間 六甲9:00~12:30(年中無休)、金剛8:00~22:00(年中無休・航空便の運航状況により、営業時間変更あり)/アネックス六甲8:00~22:00(年中無休)/ラウンジNODOKA 24時間(年中無休)
    非カード会員 有料(小学生以下無料)
    提供サービス ソフトドリンク、新聞・雑誌(ラウンジNODOKAのみ)、公衆無線LAN(アネックス六甲、ラウンジNODOKAのみ)(以上無料)、アルコール(有料) ほか
  • 中部国際空港 セントレア(愛知)

    「プレミアムラウンジ セントレア」・「第2プレミアムラウンジ セントレア」

    利用可能時間 プレミアムラウンジ セントレア 6:45~20:45(年中無休)/第2プレミアムラウンジ セントレア 7:00~20:30(年中無休)
    非カード会員 有料(12歳以下無料)
    提供サービス ソフトドリンク、新聞・雑誌・絵本、公衆無線LAN、アルコール(以上無料) ほか
  • 新千歳空港(北海道)

    「ノースラウンジ」

    利用可能時間 7:30~21:00(年中無休・航空便の運航状況により、営業時間変更あり)
    非カード会員 有料(12歳以下無料)
    提供サービス ソフトドリンク、新聞・雑誌、公衆無線LAN、コピー・FAX・プリンター(以上無料)、ビール・おつまみセット(有料) ほか
  • 福岡空港(福岡)

    「ラウンジTIME/ノース」・「ラウンジTIMEインターナショナル」

    利用可能時間 ラウンジTIME/ノース 6:30~20:30(年中無休)/ラウンジTIMEインターナショナル 出国審査開始時間~21:00(年中無休)
    非カード会員 有料(2歳以下無料)
    提供サービス ソフトドリンクまたはビール1缶(ビール1缶はラウンジTIME/ノースのみ)、新聞・雑誌、公衆無線LAN(以上無料)、アルコール ほか
  • ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル)

    「IASS HAWAII LOUNGE」

    利用可能時間 7:30~18:00(年中無休、13:30~14:00は閉室)
    非カード会員 有料(3歳以下無料)
    提供サービス ソフトドリンク、新聞・雑誌、レンタルPC、公衆無線LAN(以上無料) ほか

詳しくはこちらの記事をご確認ください

空港ラウンジを利用するときの注意点

空港ラウンジを利用するときは、いくつか注意点があります。下記で紹介する注意点は、事前に確認しておくと安心です。

対象カードを忘れないようにする

カードラウンジを使う場合は、対象のクレジットカードを忘れないようにしましょう。必ず現物が必要です。家族カードでも利用可能な場合もあるので、家族旅行などの際は利用可能か事前に確認しておくことをおすすめします。

飲食物の持ち込みが禁止の場合もある

空港ラウンジを利用する場合は、飲食物の持ち込みができない場合があります。持ち込み可能だとしても、においの強い食べ物などの持ち込みは、ほかの利用客の迷惑になってしまうので避けましょう。また、空港ラウンジで提供された飲食物を持ち出すことも禁止されています。

リモート会議は原則禁止されている

一部の空港ラウンジではテレワークブースの設置が進んでいますが、基本的にはリモート会議は禁止の場所がほとんどです。周りの利用客にも迷惑になるため、リモート会議は専用ブース以外ではしないようにしましょう。

有料のサービスもある

空港ラウンジ内のサービスは、すべて無料とは限りません。例えば、ソフトドリンクは無料ですが、アルコールなどは有料の場合がほとんどです。また、軽食は有料の場合があります。空港ラウンジのサービスを利用する際は、有料か無料かをきちんと確認しましょう。

同伴者はほとんどの場合、有料になる

空港のカードラウンジでは、基本的に同伴者は有料になりますが、一部のクレジットカードでは同伴者1名まで無料の場合があります。有料になった際の料金は空港ラウンジによって異なるため、利用前に確認しておきましょう。

初めてゴールドカードを持つ人におすすめの三菱UFJカード ゴールドプレステージ

三菱UFJニコスの「三菱UFJカード ゴールドプレステージ」は、タッチ決済対応で、ポイントプログラムやグルメセレクションなどのサービスが充実しているゴールドカードです。学生を除く20歳以上の人がお申し込みいただけます。WEBサイトからのお申し込みなら、初年度の年会費が無料になるので、初めてゴールドカードを持つ方でも安心です。

三菱UFJカード ゴールドプレステージは、セブン-イレブンやローソンなどの対象店舗で利用すると、ご利用金額の最大19%のポイントが還元される特典を実施中です。また、年間100万円以上利用すると、最大11,000円相当のポイントがプレゼントされます。さらに、グルメセレクションとして、厳選された国内のレストランでコースメニューをおとな2名以上で利用する際に、1名分の料金が無料になるサービスが付帯されているので、ゴールドカードならではの特典をお楽しみいただけます。
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合

三菱UFJカード ゴールドプレステージの特長

  • WEBサイトからのお申し込みで初年度の年会費が無料になる
  • 対象店舗で最大19%のポイントが還元される
  • 年間100万円以上を利用すると、11,000円相当のポイントがもらえる
  • タッチ決済対応で、スピーディーに支払いができる
  • 厳選された国内のレストランにておとな2名以上で利用した場合、1名分の料金が無料になる

※1ポイント5円相当の商品に交換の場合

おすすめのプラチナカード、三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード

三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード」は、実用性とステータス性を兼ね備えたプラチナカードです。三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カードでは、世界1,400カ所以上で利用できる、空港ラウンジサービス、プライオリティ・パスに無料で入会できます。

また、空港から自宅へ無料配送が可能な手荷物空港宅配サービスなどのきめ細かなサービスを受けられるのは、ランクの高いプラチナカードならではといえるでしょう。

三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カードの特長

  • 24時間・365日のコンシェルジュサービスを利用できる
  • 海外旅行傷害保険で最高1億円まで補償される(海外旅行障害保険の自動付帯分は最高5,000万円)
  • 世界1,400カ所以上の空港ラウンジが無料で利用できる
  • 空港から自宅までの無料の手荷物空港宅配サービスがある

空港ラウンジを使って余裕のある旅を楽しもう

ステータスカードのメンバーに提供される空港ラウンジサービスは、慌ただしくなりがちな移動時間に落ち着いた静かな時間をもたらしてくれます。これまで出発ロビーで時間をつぶしていたという人は、ぜひラウンジサービスを試してみてください。
長らく一般のクレジットカードを使ってきた人ならば、そろそろワンランク上のカードにステップアップしてみてはいかがでしょうか。旅の楽しみがよりいっそう、広がっていくはずです。

おすすめのクレジットカード

カード名 日常にうれしいを、
将来まで安心を。
オンも、オフも、
いつでも変わらない輝きを。
日常から特別な時まで、
最高クラスのおもてなしを。
三菱UFJカード 三菱UFJカード
ゴールドプレステージ
三菱UFJカード
プラチナ・アメリカン・
エキスプレス®・カード

年会費

初年度 無料 無料

(オンライン入会限定)

22,000円(税込)
次年度以降

年1回の利用で翌年も無料

11,000円(税込)

22,000円(税込)

特長
  • セブン-イレブン、ローソンで利用金額の最大19%相当ポイント還元!(※2)
  • 年間ショッピング利用額100万円以上で11,000円相当のポイント還元(2022年7月1日以降の入会者限定)(※1)
  • ご相談に24時間365日対応
  • 厳選されたレストランのコースメニューが1名様分無料に!
  • 国内70以上のホテルで1滞在あたり平均550米ドル相当のご優待
最短発行期間 最短翌営業日 最短翌営業日 最短3営業日

1ポイント5円相当の商品に交換の場合

最大19%相当ポイント還元は2024年2月1日(木)~2024年7月31日(水)のご利用が対象

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よくある質問
空港ラウンジとは何ですか?
空港ラウンジとは、国内外の主要空港に設置された待合室や休憩スペースのことです。ビジネスクラスやゴールドカード以上のステータスカード会員などに向けて、飛行機の搭乗前に快適に過ごせるよう、無料の食事や飲み物の提供、パソコンの貸し出し、Wi-Fiの利用などさまざまなサービスを受けることができます。

詳しくは「空港ラウンジとは空港に設置された待合室のこと」をご確認ください。
ゴールドカード付帯の空港ラウンジサービスでは、何ができますか?
空港ラウンジでは、ソフトドリンクやアルコールのほか、おにぎりやカップ麺などの軽食、シャワールームなどが無料で提供されています。また、新聞や雑誌の最新号を自由に読むことができるほか、コピーなどが利用可能です。なお、空港ラウンジによって提供サービスが異なりますのでご注意ください。

詳しくは「空港ラウンジで提供されるサービス内容は?」をご確認ください。
空港ラウンジを利用するには?
空港ラウンジには、主にカードラウンジ、プライオリティ・パスラウンジ、航空会社ラウンジの3つがあり、ゴールドカード以上のステータスカードに付帯されている空港ラウンジサービスでは、カードラウンジが利用可能です。カードラウンジでは、ソフトドリンクや軽食などが無料で提供されているほか、新聞なども用意されています。また、カードラウンジは、ゴールドカードを持っていない人でも有料で利用することができる場合があります。

詳しくは「空港ラウンジの種類と利用条件」をご確認ください。