クレジットカードの引き落とし日はいつ?締め日と支払日の仕組み

クレジットカードには、それぞれ締め日と支払日が設定されています。これをきちんと理解しておかないと残高不足のために支払遅延が起こり、「クレジットカードが使えない!」ということにもなりかねません。
安心してクレジットカードを利用するため、いつ利用したものがいつ引き落としになるのか、その仕組みを知っておきましょう。
覚えておきたい締め日と支払日の関係
クレジットカードのご利用額は1カ月ごとにまとめられ、決まった支払日に銀行口座から引き落とされます。「締め日」と「支払日」をきちんと理解しておかないと、クレジットカード払いにした分がいつ引き落とされるのかわからず、「残高不足で引き落としができない」ということも起こります。
まずは、クレジットカードに欠かせない締め日と支払日の概念について知っておきましょう。
締め日と支払日の関係
- クレジットカードの締め日とは、ご利用金額の集計日のこと
- クレジットカードの支払日(引き落とし日)とは、ご利用金額を支払う日のこと
- 締め日を意識すれば支払日(引き落とし日)の先延ばしが可能
- 支払日(引き落とし日)に引き落とされる時間は金融機関によって異なる
- 支払日(引き落とし日)が土日・祝日の場合は翌平日に引き落とされる
クレジットカードの締め日とは、ご利用金額の集計日のこと
クレジットカードの締め日とは、クレジットカードのご利用金額を集計する日のことです。締め日以前の1カ月間のクレジットカードのご利用金額がこの日で締め切られ、集計されます。
実際に締め日に集計されるのは、クレジットカードを利用した店舗からカード会社へ売上データの請求処理が完了した分です。締め日ぎりぎりのご利用分については、店舗からの請求処理が間に合わず、その次の締め日に集計されることもあります。
クレジットカードの支払日(引き落とし日)とは、ご利用金額を支払う日のこと
クレジットカードの支払日とは、締め日で集計されたご利用金額が、銀行口座から引き落とされる日のことです。
例えば、「毎月15日締め、翌月10日払い」の場合、前月16日から今月15日までのご利用金額を、翌月10日に支払います。
締め日と支払日の設定は、カード会社あるいはクレジットカードの国際ブランドや種類によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
■ 毎月15日締め、翌月10日払いのクレジットカードの場合
利用日 | 締め日 | 支払日 |
---|---|---|
5月16日~6月15日 | 6月15日 | 7月10日 |
6月16日~7月15日 | 7月15日 | 8月10日 |
締め日を意識すれば支払日(引き落とし日)の先延ばしが可能
クレジットカードは、利用するタイミングを調整すれば、支払日の先延ばしも可能です。例えば、「毎月15日締め、翌月10日払い」のクレジットカードの場合、締め日をまたいでクレジットカード利用のタイミングを1週間程度ずらすだけで、支払日を1カ月先送りできます。高額なお買い物をするときには便利でしょう。
■ クレジットカードの利用日と支払日の関係(毎月15日締め、翌月10日払いの場合)

支払日(引き落とし日)に引き落とされる時間は金融機関によって異なる
締め日に集計されたご利用金額は、クレジットカードの支払日に、銀行口座から引き落とされますが、その時間は金融機関によって異なります。例えば、三菱UFJ銀行では、19時までに引き落としが行われます。しかし、これは19時に引き落としをするという意味ではなく、もっと早い時間に引き落としが行われる可能性もあるのです。
また、金融機関によっては、複数回にわたって引き落としすることもあるようです。例えば、午前中に引き落としをした際に残高不足だった場合、もう一度午後に引き落とされます。そのため、引き落とされる時間によっては、当日の入金でもクレジットカードの支払いに間に合う可能性もあります。しかし、金融機関は正確な時間帯を公表していませんので、支払日の前日までに、口座に入金するほうが安心です。
支払日(引き落とし日)が土日・祝日の場合は翌平日に引き落とされる
クレジットカードの支払いは、基本的に銀行がお休みとなる土曜日・日曜日・祝日には行われません。その場合、一般的には翌平日に引き落とされます。
しかし、クレジットカードによっては、支払日を前倒して設定するカードもあります。その場合、土曜日・日曜日が支払日であれば、前日または前々日の金曜日、祝日であれば、祝日直前の平日に引き落とされます。
詳しくは、クレジットカードの規約などに明記されていますので、しっかり確認しましょう。
なお、クレジットカードの締め日は、土曜日・日曜日・祝日であっても変更はありません。
クレジットカードの支払いが滞った場合のリスク
クレジットカードの支払いが滞った場合のリスクは、一時的にクレジットカードの利用が停止され、ご利用金額を支払うまで、クレジットカードの利用ができなくなることです。また、支払いが遅れると、「遅延損害金の発生」「ご利用限度額の制限」「信用情報にネガティブな情報が残る」といったリスクもあります。
個人の信用情報は「クレジットヒストリー」と呼ばれ、信用情報機関と呼ばれる組織に記録されています。支払遅延の記録が重なると、その記録は数年間残り、新たにクレジットカードを作れなくなってしまう可能性もあるため、支払遅延だけは起こさないように十分注意してください。
クレジットカードの支払日(引き落とし日)までにすべきこと
クレジットカードを利用したら、支払日までにすべきことが2つあります。それぞれ、詳しく見ていきましょう。
ご利用明細を確認する
クレジットカードの支払日(引き落とし日)までにすべきことは、ご利用明細に記載されている内容の確認です。クレジットカードのご利用明細は、WEBサイトの会員ページなどで確認できます。
WEBサイトではクレジットカードの締め日後に、1カ月間のご利用金額の合計が確認でき、郵送の場合は、支払日の1週間から10日程前までに、クレジットカードを申し込んだ際に登録した住所に届きます。
ご利用明細を見て、身に覚えのない支払いがあれば、不正利用の可能性があります。すみやかにカード会社に連絡し、対応を依頼しましょう。
銀行口座の残高を確認する
クレジットカードのご利用明細に問題がなければ、銀行口座の残高を確認します。残高の金額がご利用金額よりも不足していれば入金しましょう。
ご利用金額が1円でも足りないと、引き落としができず、支払遅延となります。銀行口座の残高は支払日の前日までに確認することが重要です。
口座の残高不足で引き落としが間に合わないときの対処法
クレジットカードの支払日に口座の残高が引き落としの金額に満たない場合には、何らかの対処をする必要があります。残高不足で支払いができない場合の対処法についてご紹介します。
支払方法を変更する
支払日にどうしてもお金を用意できそうにないときは、次回の支払予定に含まれているご利用金額の一部を、分割払いやリボ払いに変更する方法があります。分割払いやリボ払いへの変更は、カード会社のWEBサイトなどから手続きできるため、早めに詳細を確認し、必要に応じて変更を検討しましょう。
支払日前にカード会社に連絡する
分割払いやリボ払いにしても支払いが難しい場合は、支払日の前にカード会社へ連絡しましょう。カード会社の担当者が状況を確認し、適切な対応を案内します。
クレジットカードは個人の信用で成り立っているため、誠意をもって対応することが大切です。支払いが難しい状況でも、何もせずに放置するのは避けましょう。
普段から残高不足にならないための予防策
クレジットカードの支払日直前に慌てないよう、普段から残高不足を防ぐ対策をすることが大切です。次に紹介するポイントを意識して、計画的にクレジットカードを利用しましょう。
自分のライフサイクルにあわせる
クレジットカードの支払遅延を防ぐためには、自分のライフサイクルにあわせたクレジットカードの使い方をしましょう。
例えば、毎月の給料日の直後に支払日が設定されているクレジットカードを選べば、残高不足を避けやすくなります。また、給料が振り込まれる口座とクレジットカードの引き落としの口座を同じにしておけば、入金を忘れて残高不足になるという事態を防ぐことができます。
アプリなどを活用して支払日を忘れないようにする
多くのクレジットカードでは、支払日の数日前にアプリやメールで確定した引き落とし金額や支払日をお知らせするサービスがあります。もし、現在利用しているクレジットカードにアプリや通知サービスがあれば、活用することで支払日の管理がより簡単になるでしょう。
三菱UFJカードなら、引き落とし情報を事前にWEBサービスで確認できる
三菱UFJカードは、「MUFGカードWEBサービス」として、さまざまなサービスを展開しています。例えば、パソコンやスマートフォンを使って、最新のご利用明細を確認できる「WEB明細チェック」、支払いをリボ払いや分割払いに変更できる「あとdeリボ」「あとde分割」など、クレジットカード利用者に便利なサービスが多数あります。
さらに、WEBサービスと同じサービスを利用できる「MUFGカードアプリ」に登録すれば、最新のご利用可能枠(ご利用限度額)も確認できる上、複数のクレジットカードをまとめて管理することも可能です。

MUFGカードアプリが利用できる、おすすめのクレジットカード

「三菱UFJカード」は、18歳以上の学生(高校生は除く※)から持つことができるクレジットカードで、「MUFGカードアプリ」で、ご利用明細の確認やさまざまな手続きが可能です。
また、ご利用可能枠は、社会人なら最高100万円まで、学生なら最高30万円まで設定ができます。
※高校卒業年度の10月1日以降のお申し込み、かつ卒業後の進路が決まっている場合は学生用のクレジットカードをお申し込みいただけます。
三菱UFJカードは、年会費が永年無料で、タッチ決済にも対応しているので、お支払いもスピーディーです。
また、セブン-イレブンやオーケーなどの対象店舗で三菱UFJカードを利用すると、ご利用分の最大15%相当のポイントが還元されます。
ほかにも、ネットショッピングのポータルサイト「POINT名人.com」を経由してお買い物をすると、カードの基本ポイントに加えてボーナスポイントももらえるので、日常使いでポイントがためやすいでしょう。
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合
※対象店舗によってはAmerican Express®のカードは優遇対象外となります。
三菱UFJカードの会員なら、Uber Eats ・ Uber のサブスクリプション(定額)サービス「 Uber One 」が6カ月間無料で利用可能です。「 Uber One 」は、デリバリー(配達)サービス「 Uber Eats 」と配車サービス「 Uber 」の両方でメンバー限定特典が受けられるサービスで、通常は月額498円(税込)または年額3,998円(税込)がかかります。「 Uber One 」メンバーになると、例えば対象店舗で条件を満たせば何回でも配達手数料が0円になるほか、毎回の乗車料金が5%以上お得になります。
そのほか、「MUFGカードアプリ」を活用すれば、WEB明細をスマートフォンでいつでもチェックでき、家計簿をつける手間を省けます。さらに、ご入会日から2カ月後までに条件を達成すると、最大10,000円相当(グローバルポイント2,000ポイント分)がもらえます。詳細は三菱UFJカードのWEBサイトでご確認ください。
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合
※現在「 Uber One 」にご登録中の方、および過去 3カ月以内に「 Uber One 」にご登録いただいたことのある方は、本プロモーションの対象外です。
※その他、「 Uber One 」6カ月無料の特典には条件があります。また、特典の適用には専用ページよりお申し込みが必要です。詳細はこちらをご確認ください。
※「 Uber One 」6カ月無料の特典は2024年8月時点のものであり、予告なく内容を変更または終了する場合があります。

三菱UFJカードの特長
- 年会費が永年無料で利用できる
- 対象店舗でのご利用分の最大15%のポイントが還元される
- POINT名人.comを利用すると、ボーナスポイントもたまる
- Uber One のご登録で6カ月無料で利用できる
- MUFGカードアプリのWEB明細を家計簿代わりに使える
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合
クレジットカードの利用は計画的に
クレジットカードがあれば、現金が手元になくてもお買い物ができて便利です。締め日や支払日などの基本をしっかり押さえて利用すれば、多くのメリットが得られます。
しかし、無計画に使いすぎると、後から予想外の負担が生じることもあります。クレジットカードを利用する際は、計画性を持って、適切に管理することが大切です。
- 2025年2月時点の情報に基づき作成しております。
- 制度については執筆時点から情報が改定される場合があります。最新情報は公的機関などの公式サイトをあわせてご確認ください。
おすすめのクレジットカード
カード名 | 日常にうれしいを、 将来まで安心を。 |
オンも、オフも、 いつでも変わらない輝きを。 |
日常から特別な時まで、 最高クラスのおもてなしを。 |
|
---|---|---|---|---|
![]() |
![]() |
![]() |
||
三菱UFJカード | 三菱UFJカード ゴールドプレステージ |
三菱UFJカード プラチナ・アメリカン・ エキスプレス®・カード |
||
年会費 |
初年度 | 無料 | 無料 (オンライン入会限定) |
22,000円(税込) |
次年度以降 | 無料 |
11,000円(税込) |
22,000円(税込) |
|
特長 |
|
|
|
|
最短発行期間 | 最短翌営業日 | 最短翌営業日 | 最短3営業日 |
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合
カード種類・国際ブランドを選択のうえ、
お申し込みフォームへ進んでください。
カード種類
※カードお申し込み時点で、内定者の方は「学生」をご選択のうえお申し込みください。
国際ブランド
国際ブランド
- クレジットカード払いの引き落としの仕組みとは?
- クレジットカード払いでは、ご利用金額が締め日に集計され、決まった支払日に銀行口座から約1カ月分がまとめて引き落とされます。例えば、「毎月15日締め、翌月10日払い」なら、前月16日から今月15日までのご利用金額分が、翌月10日に銀行口座から引き落とされます。
締め日と支払日の設定は、カード会社あるいはクレジットカードの国際ブランドや種類によって異なるので、確認しておきましょう。
詳しくは「覚えておきたい締め日と支払日の関係」をご確認ください。 - クレジットカードの支払いが滞るとどのようなリスクがある?
- クレジットカードの支払日に銀行口座の残高不足で引き落としができなかった場合、支払遅延とみなされ、ご利用金額を支払うまでクレジットカードの利用が一時的にできなくなるなどのリスクがあります。場合によっては、遅延損害金が発生したり、ご利用限度額を制限されたりすることもあるでしょう。
また、信用情報にネガティブな情報が残るリスクもあります。支払遅延を繰り返すと、新たにクレジットカードを作れなくなってしまう可能性もあるため、銀行口座の残高不足には十分に注意してください。
詳しくは「クレジットカードの支払いが滞った場合のリスク」をご確認ください。 - クレジットカードの支払日にどうしても支払えないときは?
- クレジットカードの支払日にお金が足りない場合は、支払い予定に入っているご利用金額のうちのいくつかを、分割払いやリボ払いに変更して、1度の支払金額の負担を抑える方法があります。支払方法の変更は、カード会社のWEBサイトで行うことが可能です。
それでも支払いが難しければ、支払日の前にカード会社に連絡を入れるようにしてください。カード会社の担当者が状況の聞き取りを行った上で、どうすればいいかを教えてくれることがあります。何もせずに放置すると、支払遅延になるため注意しましょう。
詳しくは「口座の残高不足で引き落としが間に合わないときの対処法」をご確認ください。