一人暮らしの食費は1カ月いくら?食費の平均額と節約方法を解説
一人暮らしの食費は、何気なく使っていると、支出が大きくなりやすいものです。一方で、食費は意識することで、節約しやすいものでもあります。食費を節約できれば、一人暮らしの生活費に余裕が生まれ、上手にやりくりすることにもつながるでしょう。そのためには、まず自分の食費や一人暮らしでの食費にかける平均額などを知り、必要以上に使っていれば削ることが大切です。
ここでは、一人暮らしの食費にかかる平均額や食費を節約するポイントをご紹介します。
一人暮らしの食費にかける平均額
まずは、一人暮らしの食費にかける平均額を見ていきましょう。総務省統計局の「家計調査(単身)勤労世帯」(2023年)によると、2022年の働いている一人暮らし世帯の食費は1カ月平均4万301円です。この食費には、食料品以外にお弁当などの惣菜や飲料、外食の費用も含まれています。世代別の平均金額は、下記のとおりです。
■ 働いている一人暮らし世帯の1カ月間の平均食費
項目 | 平均金額 |
---|---|
34歳以下 | 3万5,014円 |
35~59歳 | 4万3,773円 |
全体 | 4万301円 |
※総務省統計局「家計調査(単身)勤労世帯」(2023年)
一人暮らしの生活費に食費が占める割合(34歳以下)
では、34歳以下の一人暮らしの食費は生活費の中でどれくらいの割合を占めるのでしょうか。生活スタイルは一人ひとり異なりますので、生活費の内訳を見て比較してみることが大切です。前述の総務省統計局の調査結果によると、34歳以下の人の食費は総支出16万919円のうち約22%を占める3万5,014円です。2022年において、34歳以下の人の一人暮らしにかかる生活費の大まかな内訳は下記のとおりです。
■ 34歳以下の一人暮らしにかかる生活費の平均額(2022年の1カ月平均)
項目 | 平均金額 |
---|---|
食費 | 3万5,014円 |
家賃 | 3万6,380円 |
水道光熱費 | 9,158円 |
通信費 | 6,183円 |
交通費 | 7,546円 |
趣味娯楽・交際費 | 3万293円 |
その他 | 3万6,345円 |
合計 | 16万919円 |
※総務省統計局「家計調査(単身)勤労世帯」(2023年)
なお、家賃の平均額は、持ち家や家賃の低い社宅の世帯も含めているため、一般的な家賃相場とは異なります。
年収別で見る食費の平均額
次に、年収別でも一人暮らしの食費を見てみましょう。総務省統計局の「家計調査(単身)勤労世帯」(2023年)の年間収入階級別によると、2022年時点で働いている一人暮らしの人の食費は下記のとおりです。
■ 年収別、一人暮らしの食費の平均額(1カ月あたり)
年収 | 食費 |
---|---|
100万円未満 | 2万8,067円 |
100万~200万円未満 | 3万612円 |
200万~300万円未満 | 3万2,394円 |
300万~400万円未満 | 3万7,132円 |
400万~500万円未満 | 4万109円 |
500万~600万円未満 | 4万5,843円 |
600万円以上 | 5万2,613円 |
※総務省統計局「家計調査(単身)勤労世帯」(2023年)
理想の食費は手取りの15%程度
一般的に食費は、手取りの15%程度が目安といわれています。例えば、手取りが20万円だとすると、食費は3万円に収まれば理想的といえます。食費が手取りの15%を超えていれば、食費を減らすことを検討してみるといいでしょう。
一人暮らしで食費を節約するコツ
食事は健康に直結しますので、闇雲に削ればいいというものではありません。無理をせず、自分にあった節約方法を行うことが大切です。ここでは、食費を節約するポイントをいくつか見ていきましょう。
1週間や1カ月ごとの予算を決めておく
食費は1週間や1カ月ごとの予算を決めておくことで、使いすぎを防げます。食費は手取りの15%程度が目安といわれているため、それを目標に予算を決めましょう。節約するなら自炊がおすすめですが、支出のバランスを見ながら、我慢するときと贅沢するときを分けるなど、ストレスがたまらないようにすることも大切です。
自炊をして節約するためのポイント
食費を節約するには自炊がおすすめです。自炊は外食費を削れるほか、栄養バランスを考えた食事にしやすいというメリットがあります。安い食材を仕入れて、おかずを作り置きしたり、ランチをお弁当にしたりすることで食費を削ることが可能です。
できるだけ安い食材を選ぶ
できるだけ安い食材を選ぶことで食費は抑えられます。例えば、肉は牛肉や豚肉よりも鶏肉のほうが安い傾向にあります。納豆や豆腐、卵、もやし、きのこ、わかめなど、季節問わずに安価で購入できるものを使うのもおすすめです。
タイムセールや特売日を狙って食材を購入する
スーパーのタイムセールや特売日などを狙えば、食材が安く購入できます。作り置きや冷凍保存などをして、使いきれずに破棄することのないようにしましょう。
お買い物の回数を減らす
お買い物に行く回数は週1、2回がおすすめです。特売日などにまとめ買いするなど、お買い物をする日を決めると衝動買いを防ぐこともできます。使い切れない野菜や肉などは、まとめて下ごしらえをして冷凍をしておくこともおすすめです。
作り置きをしておく
作り置きをすれば、平日の時間がないときや手作りのお弁当を用意するときに便利です。時間があるときに1週間分のメインのおかずと副菜を作っておくと、手間がかからないでしょう。
自炊以外で食費を節約するためのポイント
「忙しくて自炊ができない」「料理が得意ではない」「食材の使い回しができない」といった場合でも、食費を節約することは可能です。外食を控えつつ、自炊以外で食費を節約するポイントを見ていきましょう。
外食より中食
節約のポイントとして、中食を活用することも挙げられます。中食とは、惣菜店やスーパー、コンビニエンスストアなどで購入できるお弁当やお惣菜などの調理済み食材のことをいいます。揚げ物や煮物、サラダなど、さまざまな種類から選べるのも続けやすいポイントです。
割引券やポイントを活用する
スーパーやコンビニエンスストアでは、割引券やポイント付与などのサービスを行っているところもあります。食材が割引になったり、ポイントをためてほかのお店で使えたりするなど、お得になることも多いので、よく行くお店はチェックしてみるといいでしょう。
ご飯を常備する
自分でお米を炊けば、茶わん1杯のご飯(約150g)は30円ほど※になります。お店のおにぎりやレトルトごはんは100円以上するものもあるので、自分でお米を炊くとかなり節約できます。多めに炊いておいて冷凍保存をしておけば、お惣菜だけ買えば食事ができ、忙しい時期にも便利です。
※公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構「茶わん1杯のごはん」
利用するお店を変える
飲み物や食材を買う場所を変えることも節約につながります。例えば、コーヒーを買うならカフェよりもコンビニのほうが費用を抑えられますし、スーパーならさらにお買い得になることもあるでしょう。カフェをまったく利用しないということではなく、カフェの代わりにコンビニやスーパーで買う回数を少しでも増やせば、節約につながります。
ただし、どうしてもカフェを利用しなければならない場合は、そのほかの項目を削って調整するなど工夫が必要です。
一人暮らしの食費はクレジットカード払いがおすすめ
一人暮らしの食費は家計管理することで、使いすぎを防ぐことが可能です。とはいえ、家計簿ノートをつけたり、家計簿アプリに入力したりすることが苦手という人は、クレジットカードを活用するといいでしょう。ここでは、食費の管理にクレジットカードをおすすめする理由をご紹介します。
家計簿をつける手間が省ける
クレジットカード払いなら、利用した店舗やご利用額がWEB明細で確認できるので、家計簿をつける手間を省けます。食費以外にも、光熱費や通信費、日々のお買い物でもクレジットカードを利用すれば、1カ月分の支出を管理しやすくなるでしょう。また、クレジットカードの専用アプリがあれば、スマートフォンで手軽に、リアルタイムの支払い金額をチェックできます。
たまったポイントを活用できる
クレジットカードは、ご利用額に応じてポイントがためられ、たまったポイントは家電などのアイテムや他社のポイントなどに交換することが可能です。たまったポイントを活用することで、出費を抑えることにもつながるでしょう。クレジットカード払いなら、使った分がご利用額に応じてポイントとして還元されるのでおすすめです。
一人暮らしの人におすすめのクレジットカード
一人暮らしの人には、三菱UFJニコスが発行する「三菱UFJカード」がおすすめです。一人暮らしでは生活費に負担がかからない、年会費無料のものがいいでしょう。
三菱UFJカードは、年会費が永年無料で、タッチ決済にも対応しているので、お支払いもスピーディーです。
また、セブン-イレブンやローソンなどの対象店舗で三菱UFJカードを利用すると、ご利用分の最大15%相当のポイントが還元されます。
ほかにも、ネットショッピングのポータルサイト「POINT名人.com」を経由してお買い物をすると、カードの基本ポイントに加えてボーナスポイントももらえるので、日常使いでポイントがためやすいでしょう。
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合
三菱UFJカードの会員なら、Uber Eats ・ Uber のサブスクリプション(定額)サービス「 Uber One 」が6カ月間無料で利用可能です。「 Uber One 」は、デリバリー(配達)サービス「 Uber Eats 」と配車サービス「 Uber 」の両方でメンバー限定特典が受けられるサービスで、通常は月額498円(税込)または年額3,998円(税込)がかかります。「 Uber One 」メンバーになると、例えば対象店舗で条件を満たせば何回でも配達手数料が0円になるほか、毎回の乗車料金が5%以上お得になります。
そのほか、「MUFGカードアプリ」を活用すれば、WEB明細をスマートフォンでいつでもチェックでき、家計簿をつける手間を省けます。さらに、ご入会日から2カ月後までに条件を達成すると、最大10,000円相当(グローバルポイント2,000ポイント分)がもらえます。詳細は三菱UFJカードのWEBサイトでご確認ください。
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合
※現在「 Uber One 」にご登録中の方、および過去 3カ月以内に「 Uber One 」にご登録いただいたことのある方は、本プロモーションの対象外です。
※その他、「 Uber One 」6カ月無料の特典には条件があります。また、特典の適用には専用ページよりお申し込みが必要です。詳細はこちらをご確認ください。
※「 Uber One 」6カ月無料の特典は2024年8月時点のものであり、予告なく内容を変更または終了する場合があります。
三菱UFJカードの特長
- 年会費が永年無料で利用できる
- 対象店舗でのご利用分の最大15%のポイントが還元される
- POINT名人.comを利用すると、ボーナスポイントもたまる
- Uber One のご登録で6カ月無料で利用できる
- MUFGカードアプリのWEB明細を家計簿代わりに使える
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合
一人暮らしの食費はクレジットカードで上手に管理しよう
一人暮らしの食費は、意識をしなければ使いすぎてしまうことがあります。食費を節約するには、まずは自分の支出を把握した上で、自炊をしたり、支出を管理したりして、使いすぎを防ぐことが大切です。また、無理な節約方法ではストレスを感じて続かなくなりますので、こつこつと続けていける方法を選ぶようにしましょう。クレジットカードなら、家計簿をつける手間を減らせるほか、ご利用額に応じたポイントがたまるなど、お得なこともあります。食費の節約では、クレジットカードをぜひお役立てください。
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初年度 | 無料 | 無料 (オンライン入会限定) |
22,000円(税込) |
次年度以降 | 無料 |
11,000円(税込) |
22,000円(税込) |
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特長 |
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最短発行期間 | 最短翌営業日 | 最短翌営業日 | 最短3営業日 |
1ポイント5円相当の商品に交換の場合
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国際ブランド
- 一人暮らしの食費はどれくらい?
- 一人暮らしの食費にかける平均額は、総務省統計局の「家計調査(単身)勤労世帯」(2023年)によると、2022年の働いている34歳以下の一人暮らしの人の食費は、1カ月あたり平均3万5,014円です。年収別の一人暮らしの食費の平均額を見ると、年収100万~200万円の場合で平均3万612円、年収600万円以上では平均5万2,613円です。
詳しくは「一人暮らしの食費にかける平均額」をご確認ください。 - 一人暮らしの食費の節約方法は?
- 一人暮らしの食費の節約方法は、自炊をするほか、利用する店を変える、1カ月ごとの予算を決めておく、といったことが挙げられます。節約する上では、支出を把握して、家計管理することも大切です。
詳しくは「一人暮らしで食費を節約するコツ」をご確認ください。 - 食費を管理する方法は?
- 食費を管理するには、予算を決めて、支出を把握することが大切です。支出の管理では、家計簿をつけたり、クレジットカードのWEB明細で利用履歴をチェックしたりするといいでしょう。
詳しくは「一人暮らしの食費はクレジットカード払いがおすすめ」をご確認ください。