クレジットカードとは?種類や仕組み、選び方、使い方を専門家が解説
「クレジットカードに興味はあるけれど、選び方も使い方もよくわからない」という人のために、NPO法人「ICカードとカード教育を考える会」の理事長を務め、30年もクレジットカードの研究を続けている岩田昭男さんに、クレジットカードについてお話を伺いました。
クレジットカードの仕組みやカードの種類といった基礎知識から、クレジットカードの選び方や作り方、便利な使い方のほか、クレジットカードを持つことのメリットまで、まとめてご紹介します。
- クレジットカードとはキャッシュレス決済のひとつ
- クレジットカードのメリット
- クレジットカードはどういう仕組みになっている?
- クレジットカードにはどのような種類がある?
- 初めての人でも安心!クレジットカード選びの5つのポイント
- 初めての人におすすめ!年会費もポイント還元率もお得な三菱UFJカード
- 自分に合ったクレジットカード選びの基準とおすすめのカード
- 初めてのゴールドカードにおすすめの三菱UFJカード ゴールドプレステージ
- クレジットカードの作り方や準備すべきもの
- クレジットカードを申し込んでから発行されるまでの流れ
- クレジットカードの使い方
- クレジットカードを活用するコツ
- クレジットカードにはさまざまな支払方法がある
- 意外と知らない!?クレジットカードで支払いができるもの
- クレジットカードに対する不安を解消しよう
- キャッシング機能についても知っておこう
- おすすめのプラチナカード、三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード
- 電子マネーやQRコード/バーコード決済とクレジットカードを使い分けよう
- クレジットカードライフを楽しもう!
専門家プロフィール
クレジットカードとはキャッシュレス決済のひとつ
クレジットカードとは、現金を使わないキャッシュレス決済のひとつです。クレジットカードを手にするには、カード会社の審査を通過する必要があります。
クレジットカードは、使った分だけ期日にまとめて銀行口座から引き落とされる後払いシステムを採用しているため、現金の持ちあわせがなくてもお買い物をすることが可能です。
クレジットカードの発行枚数と普及率
国内のクレジットカード発行枚数は、一般社団法人日本クレジット協会が2023年11月に発表した「クレジットカード発行枚数調査結果」によると、2023年3月末時点での国内のクレジットカード発行枚数は3億860万枚となっています。これは成人1人あたり約3枚のクレジットカードを持っている計算です。
クレジットカードは、なぜこれほど普及が進んだのでしょうか。その理由はさまざま考えられますが、やはりクレジットカードの持つ便利さが現代の人々の生活スタイルを支えているのだといえるでしょう。
■クレジットカード発行枚数調査結果
2023年3月末 | 2022年3月末 | 前年比 | |
---|---|---|---|
発行枚数(枚) | 3億860万 | 3億101万 | 2.5% |
出典:一般社団法人日本クレジット協会「クレジットカード発行枚数調査結果」(2023年11月30日)
調査でわかったクレジットカードの利便性
クレジットカードは、便利でお得というイメージを裏付けるデータがあります。
三菱UFJニコスが2019年12月にクレジットカードを利用するメリットについて調査したところ、下記のような結果が得られました。
■ クレジットカードを利用するメリットに関するアンケート調査
※2019年12月、三菱UFJニコス株式会社調べ
アンケート解答で「とてもそう思う」「まあまあそう思う」の合計した割合で見ると、「現金をたくさん持ち歩かなくて良いので便利だ」と思う人は全体の66.7%、「後払いで手持ちがなくても使えるので便利だ」と思う人は58.8%、さらに「現金で払うよりお得である」と思う人が57.7%と、多くの人が現金にはないクレジットカードのメリットを感じていることがわかりました。
クレジットカードのメリット
前述のとおり、クレジットカードには現金にはないメリットが多数あります。
クレジットカードのメリット
- 現金がなくても買い物ができる
- ネットショップで便利
- 後払いで買える
- 利用明細をスマートフォンで簡単に確認できる
- 使えば使うほどポイントがたまる
- さまざまな特典・付帯サービスがついてくる
ここでは、クレジットカードの主なメリットを具体的にご紹介します。
メリット1 手持ちの現金がなくても買い物ができる
手持ちの現金がなくても買い物ができるというのは、クレジットカードの最大のメリットです。現金で買い物をする場合、定期的に銀行やコンビニのATMで現金を引き出さなくてはなりません。それだけ、手間がかかりますし、ATM利用手数料がかかる場合もあります。
メリット2 ネットショップで便利
多くのネットショップでは、クレジットカード決済のほか、代金引換、コンビニ払い、銀行振込、スマートフォンを使ったキャリア決済、払込票による後払い方式など、複数の支払い方法が用意されています。
しかし、これらの方法の中で、最も手軽で簡単・確実なのがクレジットカード決済です。クレジットカード決済であれば、銀行やコンビニに出向く必要もなく、現金を用意する必要もありません。
メリット3 後払いで欲しいものが買える
クレジットカードであれば、欲しいものが後払いで買える点も魅力です。
クレジットカードは、「締め日」と「支払日」が決まっており、締め日までに使った分を支払日に銀行口座から引き落とすという仕組みとなっています。
■ 利用日と支払日の関係(毎月15日締め、翌月10日払いの場合)
例えば、締め日が毎月15日、支払日が毎月10日であれば、6月16日から7月15日までの1カ月間にクレジットカードを利用した金額が、8月10日に銀行口座から引き落とされることになります。クレジットカードを利用する際には、このサイクルを知っておきましょう。
サイクルを知っておけば、銀行口座の残高が少々心細いときでも、給料やボーナスの入金を見越してクレジットカードで買い物ができます。
メリット4 利用明細をスマートフォンで簡単に確認できる
クレジットカードを利用すると、「いつ、どこで、いくら使ったか」が、すべて履歴として残されます。利用明細はパソコンやスマートフォンで簡単に確認することができますから、次の支払日までに口座にいくら用意しておけばいいか、すぐにチェックすることが可能です。
クレジットカードの使いすぎを防ぐためにも、常に利用明細を確認するようにしましょう。
メリット5 使えば使うほどポイントがたまる
クレジットカードは、利用金額に応じてポイントが加算されていきます。たまったポイントはアイテムに交換したり、電子マネーにチャージしたり、マイルに交換して航空券を手に入れたり、キャッシュバックを受けたりすることもできます。
これも、現金にはないクレジットカードのメリットといえるでしょう。
メリット6 さまざまな特典・付帯サービスがついてくる
クレジットカードは便利なだけでなく、さまざまなサービスがセットされています。
代表的なサービスとして、旅行中のケガや病気、携行品の破損や紛失・盗難など、旅行中のトラブルを幅広くカバーしてくれる旅行傷害保険があります。また、国内外の空港で専用ラウンジを無料で利用できたり、ホテルやレストランの優待プラン、コンシェルジュサービスが用意されていたりするクレジットカードもあります。
メリット7 自分のライフスタイルに合った支払い方法を選べる
クレジットカードなら、自分のライフスタイルにあわせて、好きな支払い方法や支払うタイミングが選べます。
例えば、引っ越しで支払いが多くなる月は2回払いや分割払いが可能です。お買い物をしたあとでも選べるリボ払いでは、毎月のお支払い金額をほぼ一定にできます。奮発してお買い物をした場合でも、夏と冬のボーナス月に一括してお支払いするといった支払い方法も可能です。
普段のお買い物では手数料のかからない1回払いで支払い、「いつ」「どのくらい使ったか」をご利用代金明細書で確認すれば、使い過ぎの心配もありません。出費にあわせて支払う時期の計画が立てられるため、節約や貯金にも役立つでしょう。
メリット8 手数料の節約に繋がる
クレジットカード決済は現金を引き出す場合に比べ、手数料を節約できます。例えば、現金をATMで出金する場合、一定の手数料がかかるのが一般的です。ネットショップで商品を購入する際も、現金払いでは代引き手数料が必要なケースが多いでしょう。
一方、クレジットカード決済なら、決済時には基本的に手数料がかかりません。クレジットカード決済にかかる手数料は店舗からクレジットカード会社に支払われるため、利用者の負担は年会費のみとなります。年会費も無料であれば、利用者にはほとんど負担がかからないといえるでしょう。
また、クレジットカード決済は24時間対応できるため、お昼休みにATMに並んだり休日に銀行で出金したりする必要もありません。クレジットカードを活用すれば、手数料だけでなく時間の節約にも繋がります。
メリット9 海外旅行や出張時にも活躍する
クレジットカードは日常のお買い物だけでなく、海外旅行や出張時にも活躍するでしょう。持ち歩く現金を必要最低限で済ませることができ、盗難時のリスクを最小限に抑えられます。
現金の場合、現地の通貨に両替する必要があるうえに、盗難の被害に遭っても基本的には補償されません。クレジットカードの場合、不正利用が認められれば補償される可能性が高いです。海外旅行中に現金が必要になった場合でも、現地のATMでクレジットカードを使って海外キャッシングが可能です。
また、多くのクレジットカードには「海外旅行傷害保険」が付帯しています。わざわざ民間の保険会社と新規契約しなくても、補償対象となった場合には、旅行や出張時に発生した医療費を補償してもらえるでしょう。
さらに、出張時の費用をご自身で立て替える場合、現金だと領収書を1枚ずつチェックして金額を確認しなければならないことも多く、手間がかかります。クレジットカードならご利用代金明細書で使用した金額を確認できるため、手間を省くことができます。
クレジットカードは使ってこそ、その良さがわかります
「クレジットカードは持たない、使わない」という、現金主義の人もいます。しかし、実際に使ってみれば、その便利さやお得さがわかるでしょう。そして、クレジットカードを作ったのなら、使わないのはもったいないですから、どんどん使って、そのメリットを実感してください。
クレジットカードはどういう仕組みになっている?
続いては、クレジットカードの仕組みについてご紹介します。
買い物や飲食をしたときにクレジットカードで精算をすると、後日、銀行口座から利用金額が引き落とされます。この仕組みは、「利用者」「店舗」「カード会社」の3者が、いずれも利益やメリットを得ることで成り立っているものです。
3者それぞれの立場から見てみると、クレジットカードの仕組みが理解できるでしょう。
利用者から見たクレジットカード
利用者は、カード会社に「使った分は必ず払う」という約束のもと、クレジットカードを申し込みます。カード会社は審査をした上で、「この人物なら信頼できる」と判断して、クレジットカードを発行します。これで利用者は、「代金の後払い」という、クレジットカードのメリットを享受できるようになるのです。
クレジットカードの年会費は、無料のものもありますが、クレジットカードの利便性に対するコストであり、ポイントプログラムや付帯サービスなどの対価ともいえるでしょう。
クレジットカードの利用金額の支払いには、一括払いのほかに、リボ払いや分割払いといった方法もあります。また、クレジットカードを申し込む際にキャッシング枠を設定すると、キャッシングができるカードもあります。
リボ払いや分割払いを選択した場合やキャッシングを利用した場合は、利用者はカード会社に金利手数料(利息)を支払わなくてはなりません。
店舗から見たクレジットカード
店舗は、利用者がクレジットカードで精算するたびに、利用金額に応じた加盟店手数料という決済手数料をカード会社に支払います。
加盟店手数料率は業種によって異なり、1~数%程度から、高いところでは10%近くになる場合もあります。カード会社は、カード利用金額からこの手数料を差し引いた金額を店舗に送金する仕組みです。
店舗は、クレジットカード払いを導入することで、利用者が手元に現金を持っていなくても後払いできるようになるため、高額な商品も売りやすくなります。コンビニのように一度の利用金額が少ない業種でも、お釣りのやりとりなど、精算の手間を省くことで利用者が使いやすくなるだけでなく、店舗側も人件費が削減できるといったメリットがあるのです。
カード会社から見たクレジットカード
利用者と店舗を結び付けるのが、カード会社です。カード会社は本来、利用者が支払うべき金額を立て替えて店舗に支払います。そして、カード会社が立て替えた金額を、後日、利用者の銀行口座からの引き落としという形で返金してもらうのです。
もし、利用者の銀行口座から引き落としができなければ、カード会社が損害を被ることになります。だからこそ、クレジットカードを発行する際には、利用者がきちんと後払いをしてくれるのか審査が必要になるのです。
支払方法や手数料などは契約で決まる
クレジットカードを利用するには、暗証番号やサインが必要なことがほとんどですが、店舗によっては暗証番号もサインも不要です。また、選択できる分割払いの回数に違いがあるなど、店舗によって対応が異なります。こうした違いは、店舗とカード会社との契約によるものです。
例えば、多くの客が集まるスーパーやコンビニでは、精算のたびに暗証番号やサインを求めていたら、レジが混雑してしまうでしょう。そこで、精算作業の効率を上げるため、「一定の金額以下なら、暗証番号もサインも不要」という契約を、店舗とカード会社とのあいだで交わしているのです。
選択できる分割払いの回数は、個々の店舗とカード会社との契約によって決められています。そのため、店舗によってクレジットカードを利用したときの対応が違うのです。
また、店舗がカード会社に支払う決済手数料なども、契約によって金額が決められています。
クレジットカードの仕組みとカード会社・店舗・利用者のメリット
カード会社と店舗、利用者の3者それぞれにメリットがあることで、クレジットカードの仕組みが成り立っています。もしも、利用者が支払いをしなかったら、カード会社が損害を被ることになりますし、カード会社が店舗への支払いを遅らせたら、店舗のキャッシュフローに悪影響を与えてしまいます。
クレジットカードにはどのような種類がある?
クレジットカードにはさまざまな種類がありますが、大きく「国際ブランド」「ランク」「発行元」で分類することができます。それぞれどのようなものなのか、詳しく見ていきましょう。
クレジットカードの国際ブランド
クレジットカードの国際ブランドとは、決済システムのネットワークのブランドのことです。
国際ブランドには、Visa、Mastercard®、JCB、アメリカン・エキスプレス®、Diners Clubといった種類がありますが、こうした国際ブランドがそれぞれ決済システムのネットワークを持っています。
クレジットカードは日本国内だけではなく、海外でも利用できますが、この海外での利用に欠かせないのが国際ブランドです。
クレジットカードのランク
クレジットカードにランクが存在することは、ご存じの人も多いでしょう。一般的にクレジットカードのランクは、「一般カード<ゴールドカード<プラチナカード<ブラックカード」の順に高くなります。
ブラックカードは希少であり、すべてのカード会社がブラックカードを発行しているわけではありません。プラチナカードを最高ランクとするクレジットカード会社も多くあります。
クレジットカードのランクによって、付帯サービスの内容や年会費の金額などが大きく異なり、クレジットカードに申し込んだ際の審査基準も、ランクが高くなると厳しくなっていきます。
クレジットカードの発行元
クレジットカードを発行する会社にはさまざまな種類があり、発行元によってもクレジットカードの特徴やサービス内容は異なります。クレジットカードの発行元は大きく「銀行系」「流通系」「鉄道・航空系」に分類されます。
発行元によって、クレジットカードのサービスが大きく異なりますので、クレジットカードを選ぶ際には、発行元にも注目するといいでしょう。
初めての人でも安心!クレジットカード選びの5つのポイント
クレジットカードを選ぶ際にチェックする点はさまざまありますが、基本となるのは「年会費」「ポイントプログラム」「付帯サービス」の3つです。この3つを比較して、自分にあっているかどうかを判断すれば、大きな失敗をすることはないでしょう。
なお、付帯サービスとは、クレジットカードに申し込むと自動的についてくる旅行傷害保険などのサービスのことを指します。
ポイント1 年会費で選ぶ
近年は、年会費無料で持てるクレジットカードもかなり増えてきました。一定額以上の利用で翌年の年会費が無料になるクレジットカードもあります。年会費と付帯サービスの内容はほぼ比例しますから、両者のバランスを見て選ぶのがポイントです。
プラチナカードのような上位のステータスカードには手厚いサービスが用意されていますが、年会費も数万円と高額です。ゴールドカードも以前は年会費が高額で持ちにくいものでしたが、近年では数千円で持てるゴールドカードも登場しています。
ポイント2 ポイントプログラムが自分にあっているかで選ぶ
ポイントプログラムは、クレジットカードの最大の魅力といえます。その内容はクレジットカードによって千差万別のため、じっくり比較して、多くのポイントを効率良くためられるクレジットカードを持つといいでしょう。
なお、クレジットカードによっては、系列店舗で利用すると通常よりもポイント還元率がアップするといったサービスが用意されています。ポイント還元率がアップする店舗をよく利用しているのであれば、そのクレジットカードを選ぶのがおすすめです。
また、ポイントは還元率だけでなく、「何に使えるのか」をチェックすることも重要です。「商品と交換する」「マイルや電子マネーに交換できる」「キャッシュバックに使える」など、選択肢が多いほうが使い勝手も良くなります。
ポイント3 付帯サービスで選ぶ
クレジットカードに付帯するサービスの内容も、チェックすべきポイントです。ポイントプログラムと同様、付帯サービスもクレジットカードによって内容が異なりますから、複数のクレジットカードを比較して、よく検討することが必要です。
例えば、多くのクレジットカードには旅行傷害保険が付帯していますが、クレジットカードを持っているだけで保険が適用される「自動付帯」か、そのクレジットカードで旅行代金を支払ったときのみ適用される「利用付帯」かで、使い勝手は異なります。
また、ゴールドカードやプラチナカードなどは、ホテルやレストランでの優待プラン、空港ラウンジの無料利用、コンシェルジュサービスなど、付帯サービスの内容が豪華で充実しています。旅行傷害保険も補償内容が手厚く、しかも補償の上限金額も高く設定されていますから、特によく海外に行く人には心強いといえるでしょう。
自分にとってどのような付帯サービスが必要なのか、何が不要なのかをよく考えてクレジットカードを選んでください。
ポイント4 ポイントの使い道で選ぶ
クレジットカードを選ぶ際は、ご利用金額に応じて付与されるポイントの使い道も確認しましょう。クレジットカードによってポイントの使い道は異なります。例えば、ポイントの交換でアイテムがもらえるプログラムを利用すると、欲しかった商品がお得に手に入れられます。
交換できるポイントの種類と還元率も重要です。クレジットカードによってポイントの種類や還元率が異なるため、「なんのポイントがたまるのか」「いくらのお買い物でどれだけたまるのか」も確認しましょう三菱UFJカードの場合、1カ月のショッピングご利用金額合計1,000円ごとに1ポイントがたまり、 1ポイント4円でキャッシュバックできます。
ほかのポイントと交換できるかどうかといった点も確認しましょう。クレジットカードによっては、たまったポイントをマイルやほかのポイントに交換することができます。
ポイント5 ふだんからよく行くお店で選ぶ
「よく行くお店」からクレジットカードを選ぶとポイントをためやすいでしょう。クレジットカードの中には、特定の店舗でお買い物するとポイント還元率が高くなるものもあります。
例えば、三菱UFJカードの場合、コンビニや一部の飲食店ではポイント還元率が5.5%相当になります。また、ネットショッピングではポイントが最大12.5%付与されます。このようにポイントをたくさんためたいなら、ご利用金額だけでなくクレジットカードと店舗の組みあわせが大切です。
お得になる店舗や還元率は、クレジットカードによって異なります。よく行くお店や利用するサービスなどでお得に使えるかどうかをあらかじめ確認しましょう。
初めての人におすすめ!年会費もポイント還元率もお得な三菱UFJカード
「三菱UFJカード」は、2021年に三菱UFJニコスが発行したクレジットカードです。タッチ決済に対応しており、サインや暗証番号の入力が不要になるため、支払いにかかる時間や手間を減らせます。
また、会員番号や有効期限といったカード情報が裏面に記載されているため、盗み見などのリスクを減らすことができ、セキュリティ面も安心です。
三菱UFJカードは、年会費が永年無料で、タッチ決済にも対応しているので、お支払いもスピーディーです。
また、セブン-イレブンやローソンなどの対象店舗で三菱UFJカードを利用すると、ご利用分の最大15%相当のポイントが還元されます。
ほかにも、ネットショッピングのポータルサイト「POINT名人.com」を経由してお買い物をすると、カードの基本ポイントに加えてボーナスポイントももらえるので、日常使いでポイントがためやすいでしょう。
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合
三菱UFJカードの会員なら、Uber Eats ・ Uber のサブスクリプション(定額)サービス「 Uber One 」が6カ月間無料で利用可能です。「 Uber One 」は、デリバリー(配達)サービス「 Uber Eats 」と配車サービス「 Uber 」の両方でメンバー限定特典が受けられるサービスで、通常は月額498円(税込)または年額3,998円(税込)がかかります。「 Uber One 」メンバーになると、例えば対象店舗で条件を満たせば何回でも配達手数料が0円になるほか、毎回の乗車料金が5%以上お得になります。
そのほか、「MUFGカードアプリ」を活用すれば、WEB明細をスマートフォンでいつでもチェックでき、家計簿をつける手間を省けます。さらに、ご入会日から2カ月後までに条件を達成すると、最大10,000円相当(グローバルポイント2,000ポイント分)がもらえます。詳細は三菱UFJカードのWEBサイトでご確認ください。
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合
※現在「 Uber One 」にご登録中の方、および過去 3カ月以内に「 Uber One 」にご登録いただいたことのある方は、本プロモーションの対象外です。
※その他、「 Uber One 」6カ月無料の特典には条件があります。また、特典の適用には専用ページよりお申し込みが必要です。詳細はこちらをご確認ください。
※「 Uber One 」6カ月無料の特典は2024年8月時点のものであり、予告なく内容を変更または終了する場合があります。
三菱UFJカードの特長
- 年会費が永年無料で利用できる
- 対象店舗でのご利用分の最大15%のポイントが還元される
- POINT名人.comを利用すると、ボーナスポイントもたまる
- Uber One のご登録で6カ月無料で利用できる
- MUFGカードアプリのWEB明細を家計簿代わりに使える
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合
自分に合ったクレジットカード選びの基準とおすすめのカード
クレジットカード初心者が迷うのは、「どのクレジットカードがいいのかわからない」ということでしょう。国内発行分だけで1,000種類以上ともいわれるクレジットカードの中から一枚を選び出すのは、大変な作業です。カード選びの基準がないと、迷うばかりで終わってしまいます。
カード選びの基準はいくつかありますが、「そのクレジットカードが自分の生活スタイルにあっているか」「使いたい用途にマッチしているか」が大切です。
続いては、学生や主婦など、利用する人の属性別、および海外旅行での使用などの目的別に、クレジットカードの選び方のポイントをご紹介します。
利用者別・クレジットカードの選び方
まずは、利用する人それぞれにあったクレジットカードの選び方をご紹介します。あくまでも一例ですから、自分の生活スタイルにあてはめてみて、参考にしてください。
学生のクレジットカード選びのポイント
学生は年会費無料かどうか、学生専用のサービスが用意されているかといった点を基準にクレジットカードを選ぶといいでしょう。
<学生におすすめのクレジットカード>
三菱UFJニコスが発行する「三菱UFJカード」は、年会費が永年無料です。また、いつものネットショッピングの際にPOINT名人.comを経由してお買い物すると、カードの基本ポイントに加えてボーナスポイントがもらえますので、日々のお買い物で賢くポイントがためられます。
新社会人のクレジットカード選びのポイント
新社会人がクレジットカードを選ぶ際には、カードの信頼性に着目しましょう。クレジットカードには、銀行または銀行のグループ会社が発行しているものがあります。
銀行系のクレジットカードは、ほかの系列のクレジットカードに比べて審査が厳しいとされ、それだけに信頼性が高いといわれています。就職を機に、ステータスが高いとされている銀行系カードを一枚作ってみてはいかがでしょうか。
主婦(主夫)のクレジットカード選びのポイント
主婦(主夫)がクレジットカードを作るときにチェックしたいポイントは、学生と同じく年会費が負担にならないという点でしょう。また、公共料金など、月々の固定費の支払いでポイントを効率的にためることができるかという点も、あわせてチェックしたいポイントです。
<主婦(主夫)におすすめのクレジットカード>
三菱UFJニコスが発行する「三菱UFJカード VIASO(ビアソ)カード」は年会費が永年無料で、インターネットプロバイダ料金の支払いなど、特定加盟店で利用するとポイントが通常の2倍たまります。また、いつものネットショッピングの際にPOINT名人.comを経由してお買い物いただくと、カードの基本ポイントに加えてボーナスポイントがもらえます。
年会費が無料で日々のお買い物でポイントが効率良くためられますから、三菱UFJカード VIASOカードは、家計をやりくりする主婦(主夫)におすすめの一枚です。
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目的別・クレジットカードの選び方
「こんな基準で選びたい」「こんな風にクレジットカードを使いたい」ということが決まっていれば、クレジットカードは選びやすくなります。
続いては、目的にあわせてクレジットカードを選ぶときの方法をご紹介します。
ステータスの高いクレジットカードを持ちたい
クレジットカードにはランクがあり、一般カードよりランクが高いカードにはゴールドカードやプラチナカードがあります。
ゴールドカードやプラチナカードといったステータスカードは、利用限度額が大きく、付帯サービスも一般カードより充実していますから、満足度の高いクレジットカードといえます。
海外でクレジットカードを使いたい
ビジネスや旅行で海外に行くことが多い人は、VisaやMastercard®、アメリカン・エキスプレス®といった海外で強い国際ブランドを持っていると安心です。
国や地域によってクレジットカード事情は異なりますから、世界中を飛び回るような人なら、数種類の国際ブランドを用意しておき、行き先にあわせて使うカードを変えるという使い方でもいいでしょう。
<海外に行くことが多い人におすすめのクレジットカード>
「三菱UFJカード ゴールドプレステージ」は、海外に行くことが多い人におすすめのクレジットカードです。海外での利用分はポイントが2倍となりますので、ポイントを効率良くためることができます。
クレジットカードは海外旅行の心強い味方
海外旅行に出かけるなら、やはりクレジットカードを持っていたほうが便利です。海外の多くの国は日本以上のカード社会であり、クレジットカードは「あると便利」どころか、「ないと困る」ことがあるからです。
海外ではクレジットカードが支払い能力の証明代わりになる
海外では、ホテルにチェックインするときや、レンタカーを借りるときなどにクレジットカードの提示を求められることがあります。
クレジットカードが普及している国では、クレジットカードはその人自身の支払い能力の証明にもなるため、クレジットカードを持っていないと困るシーンが少なくありません。
クレジットカードの海外旅行傷害保険が役に立つ
クレジットカードの中には、海外旅行傷害保険が付帯サービスとしてセットされているものがあります。これは、海外旅行中のケガや病気の治療費、現地で買った商品の破損や紛失、手荷物の盗難などを補償する保険です。補償対象や金額についてはクレジットカードによって異なり、ゴールドカードやプラチナカードといった上位のステータスカードになると、かなり手厚い補償が用意されています。
ただし、クレジットカードの旅行傷害保険には、自動付帯と利用付帯という2つのタイプがあることに注意が必要です。自動付帯ならクレジットカードを所有しているだけで利用することができますが、利用付帯では、旅行のツアー代金や航空券などの支払いに、そのクレジットカードを使っていなければ利用することができません。
海外旅行の計画を立てる際には、自分のクレジットカードに付帯する旅行傷害保険がどちらのタイプか、必ずチェックしておきましょう。
現地通貨への両替が最小限で済む
海外に行くと、まずは現地の通貨が必要になります。空港などにあるATMやホテル、銀行で両替ができますが、このときに為替レートによる差額のほか、両替手数料がかかります。そのため、頻繁に両替していると、手数料ばかりかさんでしまうでしょう。
海外では、できるだけクレジットカードで支払うようにすれば、両替手数料は発生しません。また、クレジットカードにキャッシング枠が設定されていれば、両替所に行かずともATMでキャッシングして現地通貨を引き出すことができます。
渡航先の状況にもよりますが、現金を両替して大金を持ち歩くのは、安全面からもおすすめはできません。現地通貨への両替は最小限にとどめておき、できるだけクレジットカード決済を利用することをおすすめします。
利用状況別・クレジットカードの選び方
「初めて作るのか」「2枚目以降を作るのか」によって、クレジットカードを選ぶポイントは変わります。ここでは、現在の利用状況に応じたクレジットカードの選び方をご紹介します。
初めてクレジットカードを作る場合のポイント
初めてクレジットカードを作るなら、目的を基準に選ぶのがおすすめです。例えば、メインの決済方法としてクレジットカードを作るなら、ポイント還元率に注目しましょう。ポイント還元率が高いほうが、ふだんの利用でポイントをためやすくなります。
ふだんは現金やほかの決済方法を利用し、万が一の決済方法としてクレジットカードを作るなら、年会費無料のものがおすすめです。年会費が無料だと、保有しても利用者の負担になりません。
海外旅行や海外出張で利用するという目的なら、海外旅行傷害保険などの付帯サービスがあるクレジットカードを選びましょう。また、ポイントをJALやANAのマイルに交換できるかどうか、といった点も確認してください。
初めてのクレジットカードの選び方は、次の記事でも詳しく解説しています。
2枚目以降のクレジットカードを作る場合のポイント
2枚目以降のクレジットカードは、1枚目にはない特典や付帯サービスがあるものがおすすめです。クレジットカードによって特典や付帯サービスが異なるため、重複しないものを選ぶことでお得に利用できるでしょう。
例えば、1枚目がふだん利用するお店で還元率が高くなるというメリットがあるなら、2枚目はポイントの還元率より優待や割引、保険などの付帯サービスを重要視するという選び方があります。また、1枚目が一般カードである場合、2枚目はステータス性を重視してゴールドカードを選んでもよいでしょう。
株式会社JCBが2023年に発表した「クレジットカードに関する総合調査」によると、クレジットカードの平均保有枚数は3枚です。このように、クレジットカードは複数枚保有するのが一般的です。
2枚目以降の選び方については、次の記事を参考にしてください。
初めてのゴールドカードにおすすめの三菱UFJカード ゴールドプレステージ
三菱UFJニコスの「三菱UFJカード ゴールドプレステージ」は、タッチ決済対応で、ポイントプログラムやグルメセレクションなどのサービスが充実しているゴールドカードです。学生を除く20歳以上の人がお申し込みいただけます。WEBサイトからのお申し込みなら、初年度の年会費が無料になるので、初めてゴールドカードを持つ方でも安心です。
三菱UFJカード ゴールドプレステージは、セブン-イレブンやローソンなどの対象店舗で利用すると、ご利用分の最大15%のポイントが還元されるので、日常使いでお得にポイントをためられるでしょう。また、年間100万円以上利用すると、最大11,000円相当のポイントがプレゼントされます。
さらに、グルメセレクションとして、厳選された国内のレストランでコースメニューをおとな2名以上で利用する際に、1名分の料金が無料になるサービスが付帯されているので、ゴールドカードならではの特典をお楽しみいただけます。
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合
三菱UFJカード ゴールドプレステージの特長
- WEBサイトからのお申し込みで初年度の年会費が無料になる
- 対象店舗でのご利用分の最大15%のポイントが還元される
- 年間100万円以上を利用すると、11,000円相当のポイントがもらえる
- タッチ決済対応で、スピーディーに支払いができる
- 厳選された国内のレストランにておとな2名以上で利用した場合、1名分の料金が無料になる
- Uber One のご登録で6カ月無料で利用できる
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合
クレジットカードの組み合わせは生活スタイルにあわせて
クレジットカードを使い分けることは、今や珍しいことではありません。複数枚のクレジットカードを所有すれば、所有するクレジットカードの分だけメリットを享受することができます。
例えば、ポイントのたまりやすいカードをメインカードとして、特定の店舗で大きな優待サービスが受けられるクレジットカードをサブカードにするなど、用途や場面にあわせて複数枚使い分けるのがおすすめです。
クレジットカードの作り方や準備すべきもの
数あるクレジットカードの中から自分にぴったりの一枚を選んだら、いよいよクレジットカードの申し込みです。
クレジットカードの申し込みは、WEBサイトで手続きできることが多く、驚くほど簡単です。ただし、クレジットカードに申し込む際には、下記のようにいくつか必要なものがありますので、あらかじめ準備しておきましょう。
なお、カード会社によって、あるいは申し込むクレジットカードの種類によって、準備すべきものが異なる場合もあります。詳しくは、カード会社のWEBサイトでご確認ください。
本人確認書類
クレジットカードを申し込む際には、現住所が記載されている本人確認書類が2種類必要です。そのうちのひとつは運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなど、顔写真が記載されているものである必要があります。
もうひとつの本人確認書類は、健康保険証や住民票など、現住所が確認できるものであれば大丈夫です。ただし、住民票の場合は、一般的に発行日から6カ月以内など、有効期限が設けられています。
なお、これらの書類に記載されている住所と現住所が違う場合には、公共料金や税金の領収書など、現住所を確認できる書類が別途必要です。
口座情報がわかるもの
口座情報がわかるものとして、カードの利用金額を引き落とす銀行口座の、通帳やキャッシュカードを手元に用意しておきます。カード会社によっては、登録する銀行口座情報で本人確認の手続きができる場合もありますので、申し込む際に確認しましょう。
引き落とし口座を申し込み時に設定しなかった場合、後日WEB会員ページなどで引き落とし口座を設定することになります。なお、引き落とし口座の設定を郵送で行う場合、本人確認できる書類を添えて提出するのが一般的です。
クレジットカードを申し込んでから発行されるまでの流れ
続いては、クレジットカードの申し込みから発行されるまでの流れを確認しておきましょう。ここでは、一番簡単なWEBサイトからの申し込みを例に、「申し込み」「審査」「カード発行」の3つのステップに分けて解説します。
1. クレジットカードの申し込み
まずは、クレジットカード会社の申し込み専用ページにアクセスしましょう。利用規定や確認事項をよく読んで、「同意する」を選択したのち、必要事項を入力していきます。その際、入力ミスをしないように気を付けてください。
WEBサイトで入力した内容が、引き落とし口座の情報や提出した本人確認書類の情報などと異なっていると、クレジットカード会社の担当者から問い合わせが来る場合があります。そうなると、入力情報の確認のために手続きが中断され、クレジットカードが発行されるまでに時間がかかってしまうのです。
2. クレジットカード会社の審査
クレジットカードを申し込むと、申し込み時の情報をもとに、クレジットカードを発行しても問題ないかカード会社が審査します。
カード会社にはそれぞれ、申し込みに関する審査基準がありますが、その内容は各社とも公表していませんので、審査に通るかどうかは、申し込んでみなければわかりません。
一般的には、勤務先や収入、家族構成などの属性情報のほか、他社のクレジットカードの利用額と支払い状況や延滞の有無、住宅や車のローンなど、個人の信用情報をもとに審査されると考えられています。
3. クレジットカードの発行
無事、審査に通ると、クレジットカードが郵送で届きます。申し込みから発行までにかかる日数は、必要書類を送付してから1週間程度です。この期間は、申し込んだクレジットカードや時期によっても異なり、最短で翌日に発行されるクレジットカードもあれば、2~3週間かかるカードもあります。
旅行の計画があるときなど、クレジットカードを使いたい予定がある場合は、日程に余裕を持って申し込んでおくようにしましょう。
クレジットカード発行を少しでも早くするには?
クレジットカードの審査を早める方法はありません。しかし、申込書類に不備があってクレジットカードの発行が遅れるのは、案外よくあることです。少しでも早くクレジットカードを手にしたいなら、申し込み時に入力する項目を慎重に確認しましょう。
クレジットカードの使い方
クレジットカードの使い方はとても簡単。クレジットカードを利用できる店舗でのお買い物の際に、現金の代わりにクレジットカードを差し出すだけです。そして後日、利用した代金が指定の銀行口座から引き落とされます。
キャッシュレス決済が浸透してきていることから、コンビニやスーパーなど、身近な店舗でも気軽にクレジットカードを使うことができるでしょう。先にご説明したように、クレジットカードを利用するメリットは多くありますから、ぜひ活用してみてください。
クレジットカードが利用できる店舗
クレジットカードは多くの店舗、ネットショップでの買い物に加え、さまざまなシーンで利用することができます。そのお店でクレジットカードが使えるかどうかを確認するには、店頭で「アクセプタンスマーク」を探してください。
アクセプタンスマークとは、その店舗で利用できるカード会社のロゴを表示したもので、多くの場合、入り口付近やレジの横に掲示されています。そこに、自分が持っているクレジットカードのロゴがあればそのカードが利用可能です。
クレジットカードを活用するコツ
クレジットカードは現金よりも使い方の幅が広いうえに、リスクもあります。使い方のコツを知っておくことでより利便性が高まるとともに、リスクを回避できるでしょう。
ここでは、クレジットカードを上手に活用するコツを3つ紹介します。
引き落とし前に必ず残高を確認する
クレジットカードの引き落とし前には、口座の残高を確認しましょう。残高不足で引き落としができないと、遅延損害金を請求される可能性があります。遅延損害金とは、期日までに支払いができなかった場合、ご利用金額とは別に、利用者に対してクレジットカード会社が請求できる補償金です。
さらに、信用情報に遅延の情報が登録される可能性もあります。信用情報に遅延の情報が登録されると、クレジットカードやローンの新規契約・更新が難しくなってしまうでしょう。
万が一、残高が不足するとわかった場合、事前にクレジットカード会社に連絡することをおすすめします。連絡することで、必要な対応を教えてくれるでしょう。
できるだけ手数料を支払わないようにする
クレジットカードの決済方法によっては、手数料が発生する場合もあります。例えば、分割払いやリボ払いの場合、一般的には商品やサービスの代金に加えて手数料の支払いが必要です。
分割払いやリボ払いは月々の支払い金額を抑えられる一方で、使い過ぎると手数料が増え続けます。1回払いまたは2回払いの場合、基本的に手数料は発生しません。クレジットカードを利用する際は、分割払いやリボ払いが必要かどうかを検討し、計画的に利用しましょう。
ボーナス払いなどを活用して、支払える余裕があるときに繰り上げ返済することもおすすめです。返済期間を短縮できれば、分割払いやリボ払いの場合でも、手数料の総支払額を抑えられるでしょう。
ポイントを有効活用する
クレジットカードによっては、一定の利用に応じてお得なポイントがたまります。ポイントは使い方次第で効率的にためることができます。
例えば、公共料金や携帯電話の利用料金をクレジットカードで支払うと、毎月一定のポイントがためられます。さらに、家族カードを作れば、家族が利用した分のポイントも付与されるため、よりたくさんのポイントがためられるでしょう。
ただ、クレジットカードのポイントには有効期限があります。グローバルポイントの場合、有効期限は獲得月から2年間(24カ月)です。有効期限を過ぎると失効してしまうため、期間内に利用することが大切です。
クレジットカードにはさまざまな支払方法がある
クレジットカードには、1回払いや2回払い、分割払いのほか、リボ払い、ボーナス払いなど、さまざまな支払い方法があり、状況にあわせて好きな方法を選ぶことが可能です。
ここでは、クレジットカードの代表的な5つの支払い方法と、その特徴をご紹介します。
1回払い
1回払いとは、クレジットカードで決済した際の利用金額を、翌月の支払日に1回で支払う方法です。1回払いを選択すれば、手数料はかかりません。スーパーやコンビニなどでは、1回払いしか選択できないことが多くなります。
2回払い
2回払いは、クレジットカードで決済した際の利用金額を、2回に分けて支払う方法です。2回払いは、1回払いと同様、手数料はかかりません。
分割払い
分割払いは、3回以上の複数回にわたって分割して支払う方法です。支払金額、支払い回数に応じて手数料がかかります。
ただし、選択できる支払い回数は、店舗によって異なります。
ボーナス払い
ボーナス払いとは、夏と冬、年2回のボーナス期といわれる月の翌月に、カードの利用金額をまとめて支払う方法です。ボーナス払いを利用できる期間や支払日は、クレジットカード会社ごとに異なりますが、多くの場合、毎年12~6月にかけての利用分が8月の支払日に、7~11月にかけての利用分が1月の支払日に引き落とされる仕組みとなっています。なお、ボーナス払いは手数料がかかりません。
リボ払い
リボ払いとはリボルビング払いの略で、クレジットカードの利用件数や金額にかかわらず、あらかじめ決めておいた一定の金額を毎月支払う方法です。利用残高に対して、リボ払い手数料がかかります。
リボ払いの支払い方法には、支払残高の金額に関係なく、毎月決められた金額を支払う定額方式と、支払残高の金額に応じて毎月の支払額が増減する残高スライド方式があります。さらに、毎月支払う金額にリボ払い手数料を含める元利定額、含めない元金定額など、さまざまです。選ぶことができる支払い方法は、クレジットカードによって異なります。
意外と知らない!?クレジットカードで支払いができるもの
これまでは、ショッピングでの利用がほとんどだったクレジットカードですが、利用可能な範囲は確実に広がっています。
続いては、クレジットカードでどのよう支払いができるのかをご紹介しましょう。
公共料金
電気代やガス代、水道代といった公共料金は、生活費の中でも大きな比重を占めており、毎月必ず支払うものです。こうした支払いをクレジットカード払いにすることによって、その分のポイントをためることができます。
こうした公共料金を銀行口座からの引き落としで支払っている場合、引き落とし日がそれぞれ異なる場合が多く、預金残高の確認などにも手間がかかります。携帯電話や固定電話、インターネット回線の料金なども、まとめてクレジットカード払いにすることで、毎月支払う固定費を一元管理できるのは大きなメリットといえるでしょう。
ただし、自治体によっては、公共料金のクレジット払いに対応していない場合もありますので、住んでいる自治体に確認してください。
税金・保険料
国税や地方税も、クレジットカードで納付することができます。ただし、地方税は自治体によってクレジットカードが利用できない場合もあるので、確認が必要です。また、クレジットカードで納めると手数料がかかる、クレジットカード利用の上限額が決まっているなど、制限がある場合もあります。
損害保険料や生命保険料もクレジットカード払いが可能です。多くの保険会社はクレジットカード払いに対応していますから、保険会社に確認し、クレジットカード払いが可能なら支払い方法変更の手続きをするといいでしょう。
なお、国民健康保険料は地方税と同じく、自治体によってクレジットカードでの納付ができるところとできないところがあります。
郵便局
郵便局は、これまで現金か切手での支払いしか対応していませんでしたが、2020年2月からキャッシュレス決済が使えるようになりました。
さまざまなキャッシュレス決済に対応していますが、クレジットカードはVisa、Mastercard®、JCB、アメリカン・エキスプレス®、Diners Clubの5大国際ブランドに、銀聯を含めた6ブランドが利用できます。
病院
病院での診察や検査、薬などにかかる費用は、高額になることもあります。医療費は料金体系がわかりにくく、窓口でいくら請求されるのか、事前に予測することが難しいため、病院の支払いがクレジットカードに対応していると安心です。
すでに、都市部の大きな病院や大学病院を中心に、支払いにクレジットカードを利用することができます。病院でクレジットカードを使えれば、事前に多めに現金を引き出しておく手間も不要です。
いつも行く病院やかかりつけの病院があるなら、クレジットカードが使えるかどうか確認しておくといいでしょう。
ゲームやアプリの料金
スマートフォンのゲームやアプリの料金も、クレジットカード払いが可能です。
近年は、毎月一定額を支払うことで、音楽、映画、テレビドラマなどが楽しめるサブスクリプション型のアプリが増えています。アプリ専用のプリペイドカードなどで支払うこともできますが、その場合、カード残高が足りなくなるとサービスが利用できなくなります。こうした支払いも、クレジットカードにまとめてしまいましょう。
たとえ毎月の支払いは少額であっても、年間で計算すれば、まとまった金額になります。このような少額の支払いでも、できるだけクレジットカードに支払いを一本化するのがお得に使うためのコツです。
クレジットカードに対する不安を解消しよう
クレジットカードを利用することに、不安を感じている人は少なからずいるようです。
不安に感じることとしては、「情報漏洩の危険」や「カード詐欺」などが考えられます。ですが、そうした危険を避ける方法はありますし、カード会社では万が一の場合の対策も用意しています。
続いては、クレジットカードの利用に関する主な不安やカード会社の対策のほか、利用者ができる対策について見ていきましょう。
不正利用の心配はない?
クレジットカード情報の漏洩や不正利用は、実際に起こっています。
例えば、無料のゲームやアプリを装い、パソコンやスマートフォンにダウンロードされる「スパイウェア」による不正利用です。スパイウェアとは、ユーザーに気付かれることなく個人情報を収集し、それを外部に送信するプログラムです。
また、金融機関や大手通販サイトを名乗ってメールを送る「フィッシング詐欺」という手口もあります。
これは、メールで「パスワードが盗まれた。すぐに更新しないと、今後の利用ができなくなる」といった警告文で不安をあおり、偽のサイトに誘導してパスワードやクレジットカード番号を入力させるものです。
こうした事件が報道されると、やはりクレジットカードは不正利用されるので怖いと感じてしまうのも無理はありません。
しかし、カード会社では、こうした危険に対する備えや万が一の際の対策をしっかりと行っています。必要以上におそれる必要はありません。
カード会社による監視と補償
毎日、数えきれないほどのクレジットカード決済が行われていますが、カード会社は24時間365日体制で監視をしています。そして、不正利用が疑われる取引を見つけると、契約者にクレジットカードを利用したか確認の連絡をとるなどの措置を講じています。
例えば普段、あまり使われていないクレジットカードで立て続けに高額商品の購入記録があった場合、カード会社から「◯◯のお店でカードを利用されましたか?」と確認の電話が入ることがあるでしょう。これは、不正利用に対するカード会社の対策のひとつです。
カード会社による調査の結果、不正利用であることが確認されたら、その金額を利用者が負担することはありません。不正利用された金額をカード会社が補償する体制がとられていますので、ご安心ください。
その後、不正利用が確認されたクレジットカードは無効となり、新たなカード番号でクレジットカードが再発行されます。
不正利用を防ぐためにできることは?
カード会社の補償があるとはいえ、不正利用に注意することが肝心です。それには、「入り口を固めること」が重要となります。
スパイウェアやフィッシング詐欺は、アプリやメール経由のものが多く報告されていますので、普段から「出所のはっきりしないアプリはインストールしない」「あやしいメールのリンクはクリックしない」という心構えをしておくのが基本です。
フィッシング詐欺のメールの本文では、実在の大企業の名をかたり、いかにも危機感や不安をあおるような言葉が並べられていることがありますが、こうしたメールはまず疑ってかかりましょう。
安易にリンクをクリックしてしまうと、そのまま偽サイトへと誘導される可能性があります。まずは、メール本文に書かれている電話番号やリンクが正しい情報かどうか調べるようにしてください。
パソコンやスマートフォンに信頼できるセキュリティソフトをインストールしておくことも、スパイウェアやフィッシング詐欺を防ぐためには効果的です。
不正利用に対して、過度な心配はいりません
不正利用に対して、カード会社はかなり強力な監視体制をとっていますし、補償もしっかりしています。
特に、流通系のクレジットカードだと、1つのIDに紐付けて、買い物以外のさまざまなサービスと連携する利便性の高いものもあります。便利な反面、「IDが漏れたら大変」と不安を感じる人もいるかもしれません。ですが、いずれのカード会社も、クレジットカードの不正利用に対しての対策を十分行っていますから、過度に心配する必要はありません。
ネットショッピングのパスワードは同じものを使わず定期的に変えるなど、個人でできる不正利用の対策をとりましょう。
キャッシング機能についても知っておこう
キャッシングとは、銀行やコンビニのATMからクレジットカードを使って現金を引き出せるサービスのことで、海外では現地通貨を引き出すことが可能です。ATMだけでなく、インターネットでキャッシングの申し込みをして、銀行口座に振り込んでもらうこともできます。
キャッシングの利用には注意すべき点がありますので、利用する前にキャッシングの仕組みをよく理解しておくことが肝心です。
事前にキャッシング枠の設定が必要
キャッシングを利用する場合は、ショッピング枠とは別にキャッシング枠が設定されていないと利用できません。キャッシング枠は、クレジットカードを申し込むときに設定できます。
なお、クレジットカードを申し込んだ際にキャッシング枠を設定しなくても、後から設定することが可能です。
規定の金利手数料がかかる
キャッシングを利用するには、金利手数料を支払う必要があります。ですから、返す金額は、借りた金額に金利手数料をプラスした金額となるのです。金利手数料はおよそ年率15~18%で、借り入れ残高によっても変わってきます。
キャッシングした額が大きくなれば、それだけ金利手数料も増えていくので、ご利用の際には注意が必要です。
キャッシングの上限額が決まっている
クレジットカードに利用限度額があるように、キャッシングも借り入れの上限額が決められています。
キャッシングを利用できる上限額は、毎月のご利用明細やインターネットの会員ページで確認することができますから、チェックしておきましょう。
キャッシングは海外でも使える
海外旅行中、現地通貨が必要になったときにもキャッシングが使えます。現地の空港や銀行のATMを使って現地通貨を引き出すことができるので、わざわざ両替所に行く必要もありません。
また、海外でキャッシングをする際には、利用金額のデータがクレジットカード会社の決済センターに届いた日の為替レートで現地通貨に換算されます。
海外に出かける際には、キャッシング枠を設定したクレジットカードがあれば安心でしょう。
おすすめのプラチナカード、三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード
「三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード」は、実用性とステータス性を兼ね備えたプラチナカードです。三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カードでは、国内外の空港ラウンジを利用できる、プライオリティ・パスに無料で入会できます。
また、空港から自宅へ配送が可能な手荷物空港宅配サービスなどのきめ細かなサービスを受けられるのは、ランクの高いプラチナカードならではといえるでしょう。
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カードの特長
- 24時間・365日のコンシェルジュサービスを利用できる
- 海外旅行傷害保険で最高1億円まで補償される(海外旅行障害保険の自動付帯分は最高5,000万円)
- 国内外の空港ラウンジが無料で利用できる
- 空港から自宅までの手荷物空港宅配サービスがある
- Uber One のご登録で6カ月無料で利用できる
電子マネーやQRコード/バーコード決済とクレジットカードを使い分けよう
電子マネーやQRコード/バーコード決済、クレジットカードは、シーンに応じて使い分けるといいでしょう。
例えば、駅の売店や自販機やコンビニで少額の買い物をするときは、電子マネー、QRコード/バーコード決済が便利です。電子マネーやQRコード/バーコード決済であれば、端末にかざすだけでスピーディーに支払いを済ませることもできます。
一方、家具など、高額の買い物をするときは、一般的に電子マネーより限度額が高く設定されているクレジットカードを利用するのがおすすめです。
なお、電子マネー、QRコード/バーコード決済の種類によっては、クレジットカードでチャージをすることが可能です。
クレジットカードライフを楽しもう!
クレジットカードは毎日の買い物や旅行だけではなく、税金の納付や公共料金の支払い、病院での支払いなど、使えるシーンは確実に増え続けています。そして近年、キャッシュレス決済が当たり前になりつつありますから、持っていないと不便にもなっていくでしょう。
ポイントプログラムや付帯サービスなど、クレジットカードを持つメリットは数多くありますから、さまざまなカードを比較・検討して、自分のライフスタイルにあった一枚を選んでください。
クレジットカードが届いたら、そこから新しい日々が始まります。上手に活用し、クレジットカードライフを楽しんでください。
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
おすすめのクレジットカード
カード名 | 日常にうれしいを、 将来まで安心を。 |
オンも、オフも、 いつでも変わらない輝きを。 |
日常から特別な時まで、 最高クラスのおもてなしを。 |
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三菱UFJカード | 三菱UFJカード ゴールドプレステージ |
三菱UFJカード プラチナ・アメリカン・ エキスプレス®・カード |
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年会費 |
初年度 | 無料 | 無料 (オンライン入会限定) |
22,000円(税込) |
次年度以降 | 無料 |
11,000円(税込) |
22,000円(税込) |
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特長 |
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最短発行期間 | 最短翌営業日 | 最短翌営業日 | 最短3営業日 |
1ポイント5円相当の商品に交換の場合
カード種類・国際ブランドを選択のうえ、
お申し込みフォームへ進んでください。
カード種類
※カードお申し込み時点で、内定者の方は「学生」をご選択のうえお申し込みください。
国際ブランド
国際ブランド
- クレジットカードとは?
- クレジットカードは、現金を使わないキャッシュレス決済のひとつです。使った分だけ期日にまとめて銀行口座から引き落とされる、後払いシステムを採用しています。
詳しくは「クレジットカードとはキャッシュレス決済のひとつ」をご確認ください。 - クレジットカードのメリットは?
- クレジットカードの一番のメリットは、「現金がなくても買い物ができること」です。例えば、ネットショッピングでクレジットカードを使えば、銀行まで振り込みに行くなどの手間がなく、スピーディーに支払いを済ませることができます。また、クレジットカードは利用金額に応じてポイントが加算され、たまったポイントでアイテムに交換したり、キャッシュバックを受けたりすることができます。
詳しくは「クレジットカードのメリット」をご確認ください。 - クレジットカードの仕組みとは?
- 買い物や飲食をしたときに代金をクレジットカードで精算をすると、後日、銀行口座から利用金額が引き落とされるのがクレジットカードの仕組みです。これは、「利用者」「店舗」「カード会社」の3者が、いずれも利益やメリットを得ることで成り立っています。
詳しくは「クレジットカードはどういう仕組みになっている?」をご確認ください。 - クレジットカード選びのポイントとは?
- クレジットカードを選ぶ際にチェックすべき点はいろいろありますが、基本となるのは「年会費」「ポイントプログラム」「付帯サービス」の3つです。この3つを比較して自分のライフスタイルにあったクレジットカードを選ぶことが大切です。
詳しくは「初めての人でも安心!クレジットカード選びの5つのポイント」をご確認ください。 - クレジットカードで支払えるものは?
- クレジットカードは、普段の買い物に利用できるほか、公共料金や保険料、郵便局、病院、ゲームやアプリの料金などの支払いにも利用することができます。また、地方自治体によっては、クレジットカードで国税や地方税などの納付や国民健康保険料を支払うことができます。
詳しくは「意外と知らない!?クレジットカードで支払いができるもの」をご確認ください。