初めてのクレジットカード
更新:2023年1月25日

クレジットカードのメリットとは?デメリットもあわせて詳しく解説

クレジットカードのメリットとは?デメリットもあわせて詳しく解説

現金を使わずに買い物ができるクレジットカード。クレジットカードは便利なだけでなく、多くのメリットを備えています。
クレジットカードにどのようなメリットやデメリットがあるのか、意外と隅々までは知られていないもの。ここで紹介するメリットの中で、利用していない活用法があったら試してみましょう。

クレジットカードのメリット

クレジットカードの最大のメリットは、「現金の手持ちがなくても買い物ができる」という点です。まずは、クレジットカードのメリットについて詳しくご紹介しましょう。

クレジットカードのメリット

  • 手持ちのお金がなくても買い物ができる
  • ポイントがたまるポイントプログラムがある
  • クレジットカードの付帯保険を利用できる
  • クレジットカードの付帯サービスを受けられる
  • お金が入ってくることを見越して先に買い物ができる
  • 分割払いやリボ払いが使える
  • 後から分割払いやリボ払いに変更できる
  • ネットショッピングに最適
  • クレジットヒストリー(クレヒス)が積み上げられる
  • お金の管理がしやすくなる

手持ちのお金がなくても買い物ができる

クレジットカードがあれば、手持ちのお金がなくても買い物ができます。
例えば、買い物をしたくても現金がなく、近くにATMもない場合でも、クレジットカードが使えれば問題ありません。

ATMが近くにあったとしても、週末や祝日などはATMの利用手数料がかかってしまうでしょう。クレジットカードを利用すれば、ATMの手数料を支払う必要もありません。

ポイントをためられるポイントプログラムがある

クレジットカードを利用することで、利用金額に応じてポイントがたまるという点も、大きなメリットです。このようなポイントプログラムの内容は、クレジットカードによって異なりますが、たまったポイントはアイテムと交換したり、マイルや電子マネーと交換したりすることもできます。

ポイント還元のメリットを最大限享受するなら、できるだけクレジットカードを使うのがポイントです。例えば、電気やガスといった公共料金のほか、携帯電話料金の支払い、コンビニやスーパーでの日常的な買い物にもクレジットカードを使えば、そのたびにポイントがたまっていきます。
少額の支払いでも、積み重なれば大きな結果につながります。ポイントをためるなら、カード払いを習慣にすることです。

なお、ゴールドカードやプラチナカードなど、ステータスカードと呼ばれるクレジットカードは、一般カードよりも、ポイントの還元率が高いなど、ポイントプログラムが充実しています。

クレジットカードの付帯保険を利用できる

多くのクレジットカードは、国内外で使える旅行傷害保険を付帯しています。これは、旅行中のケガや病気、携行品の破損や紛失・盗難など、旅行中のトラブルを幅広くカバーしてくれる優れものです。海外では日本の健康保険が使えませんし、医療費が高額な国もありますから、いざというときに頼りになります。また、ゴールドカードやプラチナカードのように、クレジットカードのステータスが上がると、旅行傷害保険の補償も手厚くなります。

ただし、クレジットカードの種類によって最高補償金額や適用条件などが異なります。どのような場合に保険適用になるのか、旅行前によく確認しておきましょう。

クレジットカードの付帯サービスを受けられる

クレジットカードには、ポイントプログラムや旅行傷害保険以外にも、優待割引サービス、海外アシスタンスサービスといった付帯サービスがあります。

特に、ステータスカードは、一般カードに比べて付帯サービスの内容が充実しています。ステータスカードならではのサービスとして、国内外の空港で専用ラウンジを無料で利用できたり、ホテルやレストランで優待を利用できたりします。さらに、プラチナカードの中には、イベントチケットの手配や名門ゴルフクラブの予約を代行してくれるコンシェルジュサービスを利用できるカードも少なくありません。

ステータスカードは一般のカードと比べて年会費が高く、審査のハードルが高いと思われがちです。しかし、近年では2,000円前後の手頃な年会費で持つことができるゴールドカードも登場しています。クレジットカードにステータスを求めるなら、これらのクレジットカードに申し込んでみてはいかがでしょうか。

お金が入ってくることを見越して先に買い物ができる

多くのクレジットカードは毎月決まった日に利用額を集計し、翌月の決まった日に指定の銀行口座から代金が引き落とされます。例えば、「15日締め、10日払い」であれば、前々月の16日から前月の15日のあいだに利用した分を集計し、その金額を当月の10日に引き落とす、というサイクルになります。つまり、買い物をしてから支払いまでのあいだに、1~2カ月のタイムラグがあることになります。

「給料日前で、銀行にもあまり残高がない」という状況でも、クレジットカードを使えば、実際に支払い額が口座から引き落とされるのは給料日後です。つまり、入金されることを見越して、先に買い物ができるというわけです。ボーナスをあてにして、大きな買い物をすることもできます。

■クレジットカードの利用日と支払日の関係(毎月15日締め、翌月10日払いの場合)

利用日と支払日の関係イメージ図

分割払いやリボ払いも使える

クレジットカードは、1回払い以外にも分割払いやリボ払いが可能です。支払いを複数回に分割することで、月々の支払い負荷を小さくすることができます。それぞれ簡単にご説明しましょう。

分割払い

クレジットカードを利用したとき、特に申し出なければ1回払いで処理されます。しかし、高額な買い物では、「1回払いはちょっと苦しい」という場合もあるでしょう。そんなときは分割払いを選択するのもひとつの方法です。
分割払いにする場合は、利用時に支払い回数を選びます。分割払いを選択すれば、高額商品でも毎月の出費を抑えつつ購入することが可能です。

リボ払い

リボ払いは「リボルビング払い」の略称です。リボ払いでは、あらかじめ決めておいた一定の金額を、毎月支払っていきます。例えば、10万円の商品を買った場合でも、「リボ払い1万円」に設定しておけば、毎月1万円ずつ支払っていくことになります。
買い物をした金額と関係なく月々の支払額が固定されるため、銀行口座の残高を管理しやすいというメリットがあります。

後から分割払いやリボ払いに変更もできる

カード会社によって異なりますが、支払い時に1回払いを選択していても、後から分割払いやリボ払いに変更することができます。続けて高い買い物をしてしまい、一括で払うことが難しいときや、店頭で「分割払いで」と伝え忘れたときなどに便利でしょう。

なお、3回以上の分割払いやリボ払いには、利用額に応じた所定の手数料が加算されます。支払い回数が多くなるほど手数料の額も大きくなりますから、十分注意してご利用ください。

ネットショッピングに最適

インターネットであちこちのショップを見比べながらお気に入りのアイテムを探したり、より価格の安いショップを探したり…。ネットショッピングには、実際の店舗での買い物とはまた違った楽しさと便利さがあります。商品を自宅に届けてもらえるため、トイレットペーパーなどのかさばる商品のほか、お米やミネラルウォーターといった重い商品をネットでまとめ買いしている人も多いでしょう。

この、ネットショッピングに相性抜群なのがクレジットカードです。ネットショッピングの代金支払いにはいくつかの方法がありますが、商品が届いたときに代金を支払う「代金引換」では、別途手数料がかかります。「銀行振込」や「コンビニ払い」では、わざわざ銀行やコンビニに出向いて入金する手間がかかり、ショップが入金を確認するまで商品は発送されません。
クレジットカード払いならば、購入手続きをした時点で支払いが完了します。余計な手間がかからない分、商品の発送も早く、クレジットカードはネットショッピングに最適な支払い方法といえるでしょう。

クレジットヒストリー(クレヒス)が積み上げられる

クレジットヒストリー(クレヒス)とは、クレジットカードやローンの利用状況、利用履歴に関する情報のことで、信用情報とも呼ばれています。信用情報はすべて、国内に複数ある信用情報機関に保管されています。カード会社を含む金融機関は、信用情報機関に加盟しており、新しいクレジットカードやローン契約などの申し込みに際して、信用情報機関に保管されている情報を審査の参考にしているのです。

クレジットカードの支払いに遅延した場合もクレヒスとなります。遅延が続くと、悪いクレヒスが積み上がってしまい、新たなクレジットカードを作れなかったり、ローンを組んだりできなくなるおそれがあります。

クレジットカードを定期的に利用し、毎月遅延なくクレジットカードの支払いをしていれば、良いクレヒスが積み上がります。良いクレヒスが積み上がっていれば、新しいクレジットカードを作ったり、ローンを組んだりしたいときに審査に良い影響があるでしょう。

また、ゴールドカードやプラチナカードなどステータスが高いクレジットカードに申し込む際には、良いクレヒスが積み上がっていないと、審査に通らない可能性が高くなります。良いクレヒスが積み上がっていれば、カード会社からプラチナカードやブラックカードなど、高いステータスカードに入会できるインビテーションが届く可能性もあります。

お金の管理がしやすくなる

クレジットカードを利用すると、利用した日や店舗、金額がご利用代金明細書に記載されます。1カ月でクレジットカードを利用した合計額も記載されるため、家計簿などを付ける必要もなくなるでしょう。

特に、電気やガス、水道、携帯電話料金のような毎月支払わなくてはならない固定料金をクレジットカード払いにしておけば、支払いのタイミングを1回にまとめることができるため、お金の管理がしやすくなります。

クレジットカードのデメリット

クレジットカードには、たくさんのメリットがありますが、デメリットがないわけではありません。クレジットカードを利用するデメリットについても知っておきましょう。

使いすぎてしまう可能性がある

クレジットカードを利用すると、手元にお金がなくても買い物ができます。しかし、計画的に利用しないと、ついクレジットカードを使い過ぎしてしまい、支払いができなくなるおそれがあります。
クレジットカードを利用する度に、ご利用代金を確認し、使い過ぎてしまわないよう注意することが重要です。

支払い方法によっては手数料が発生する

クレジットカードの支払いには、1回払いのほかに、分割払いやリボ払い、ボーナス払いなどを選択できます。しかし、3回以上の分割払いやリボ払いは、毎月の支払いに手数料が上乗せされますから、最終的な支払総額はご利用金額よりも高くなります。一方、1回払い、2回払い、ボーナス払いは手数料がかかりません。
高額な買い物をしたときは、2回払いやボーナス払いを選択するなど、できるだけ手数料がかからない支払方法を選択しましょう。

不正利用される可能性がある

クレジットカードを紛失したり、盗まれたりして、第三者の手に渡ってしまうと、不正利用されるおそれがあるという点もクレジットカードのデメリットといえるでしょう。また、近年ではスキミングといって、クレジットカード本体ではなく、クレジットカード番号などの情報のみを抜き取る犯罪行為も報告されています。

多くのカード会社では、このような不正利用に対する対策を講じています。しかし、利用する側でも、クレジットカードを紛失しないように保管する、利用の際は第三者にカード情報を見せないようにするなど、普段から、不正利用されないように気をつけることが重要です。

岩田氏
岩田

クレジットカードはポイントの還元率が重要

クレジットカード選びで大切になってくるのが、ポイントの還元率です。例えば、三菱UFJカードは、コンビニ利用でポイント(グローバルポイント)の還元率が大幅にアップすることで人気となっています。
会社員や主婦、高齢者の方といった、さまざまな層の人に魅力的なポイントアップになっています。また、実店舗での利用だけではなく、ネットショッピングするときには「POINT名人.com」を経由して買い物すると、カードの基本ポイントに加えてボーナスポイントがもらえるのも嬉しいところです。

年会費は初年度無料で、年に1回でもショッピングに利用すれば次年度の年会費も無料になるので、年会費は実質無料といっていいでしょう。18歳以上なら学生(高校生は不可)でも持つことができ、学生の人は在学中の年会費は無料、まさに「ファーストカード」としてぴったりのカードといえます。
こうした年会費、ポイントの還元率はクレジットカードを選ぶ上で重視するといいでしょう。

カードの不正利用は全額補償!年会費もポイント還元率もお得な三菱UFJカード

三菱UFJカード」は、2021年に三菱UFJニコスが発行した最新のクレジットカードです。タッチ決済に対応しており、サインや暗証番号の入力が不要になるため、お支払いにかかる時間や手間を減らせます。また、会員番号や有効期限といったカード情報が裏面に記載されているため、盗み見などのリスクを減らすことができ、セキュリティ面でも安心です。

三菱UFJカードは、初年度の年会費が無料で、年に1回でも利用すれば、翌年の年会費も無料になるので、実質無料で使うことができます。タッチ決済にも対応しているので、お支払いもスピーディーです。

また、セブン-イレブンやローソンなどの対象店舗で三菱UFJカードを利用すると、最大19%のポイントが還元される特典を実施中です。詳細は三菱UFJニコス株式会社の「WEBサイト」にてご確認ください。ほかにも、ネットショッピングのポータルサイト「POINT名人.com」を経由してお買い物をすると、カードの基本ポイントに加えてボーナスポイントももらえるので、日常使いでポイントがためやすいでしょう。
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合

MUFGカードアプリ」を活用すれば、WEB明細をスマートフォンでいつでもチェックでき、家計簿をつける手間を省けます。さらに、ご入会から3カ月間はご利用金額の最大1.6%相当のポイントが還元されるほか、ご入会日から2カ月後までに条件を達成すると、最大10,000円相当(グローバルポイント2,000ポイント分)がもらえます。詳細は三菱UFJカードのWEBサイトでご確認ください。
※1ポイント5円相当の商品に交換の場合

対象店舗のご利用ならお得にポイントがためられる!
ポイントサイト経由でボーナスポイントがもらえる!

三菱UFJカードの特長

  • 年会費が実質無料で利用できる
  • 対象店舗で最大19%のポイントが還元される
  • POINT名人.comを利用すると、ボーナスポイントもたまる
  • MUFGカードアプリのWEB明細を家計簿代わりに使える

※1ポイント5円相当の商品に交換の場合

クレジットカードの不正利用による被害を全額補償

三菱UFJカードでは、24時間365日利用状況をチェックしています。クレジットカードが不正に利用され、心当たりのない請求が来た場合でも、三菱UFJカードなら不正利用による被害を全額補償してくれるので安心です。不正利用が疑われる場合は、三菱UFJニコスに連絡して、クレジットカードの利用を停止し、新しいカードを発行してもらうようにしましょう。
なお、クレジットカードの不正利用において、他人にクレジットカードを貸したなど利用者側に重大な落ち度があった場合は、補償の対象外となることがあります。

使えば使うほどわかるクレジットカードの便利さ

クレジットカードにはさまざまなサービスがありますが、そのメリットは使いこなしてみないとわかりません。せっかくクレジットカードを持つのであれば、スーパーやコンビニでの買い物など、日常生活の中でどんどん使っていきましょう。1回払いなら手数料がかかりませんし、使えば使うほどポイントをためることができます。
年会費無料のクレジットカードであれば、コストをかけずにクレジットカードのメリットだけをとことん味わうことができます。存分に使いこなして、クレジットカードの便利さを実感してください。

おすすめのクレジットカード

カード名 日常にうれしいを、
将来まで安心を。
オンも、オフも、
いつでも変わらない輝きを。
日常から特別な時まで、
最高クラスのおもてなしを。
三菱UFJカード 三菱UFJカード
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三菱UFJカード
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エキスプレス®・カード

年会費

初年度 無料 無料

(オンライン入会限定)

22,000円(税込)
次年度以降

年1回の利用で翌年も無料

11,000円(税込)

22,000円(税込)

特長
  • セブン-イレブン、ローソンで利用金額の最大19%相当ポイント還元!(※2)
  • 年間ショッピング利用額100万円以上で11,000円相当のポイント還元(2022年7月1日以降の入会者限定)(※1)
  • ご相談に24時間365日対応
  • 厳選されたレストランのコースメニューが1名様分無料に!
  • 国内70以上のホテルで1滞在あたり平均550米ドル相当のご優待
最短発行期間 最短翌営業日 最短翌営業日 最短3営業日

1ポイント5円相当の商品に交換の場合

最大19%相当ポイント還元は2024年2月1日(木)~2024年7月31日(水)のご利用が対象

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専門家プロフィール

岩田昭男

消費生活ジャーナリスト。1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。
同大学院修士課程修了後、月刊誌記者などを経て独立。流通、情報通信、金融分野を中心に活動する。主力はクレジットカード&電子マネーの研究で、すでに30年間に渡って業界の定点観測をしている。主な著書としては、「Suica一人勝ちの秘密」(中経出版・現カドカワ)「信用格差社会」(東洋経済新報社)「信用偏差値」(文春新書)「クレジットカード・サバイバル戦争」(ダイヤモンド社)「ドコモが銀行になる日」(PHP)「キャッシュレス覇権戦争」(NHK出版)、また、クレジットカードのムックも50冊以上監修しキャッシュレスの生き字引として情報発信を続けている。ウェブは、「岩田昭男の上級カード道場」、まぐまぐでメルマガを毎月2回発行。

よくある質問
クレジットカードを利用するメリットは?
クレジットカードは、現金の手持ちがなくてもお買い物ができるほか、1回払い以外にも分割払いやリボ払いが選択できること、ポイントがためられることなどがメリットとして挙げられます。ネットショッピングで利用すると、コンビニなどに出向いて入金する手間や代金引換のような手数料もかかりません。また、クレジットカードのご利用金額は、翌月の決まった日に引き落とされるため、給料などの入金を見越して先にお買い物ができることもメリットといえるでしょう。

詳しくは「クレジットカードのメリット」をご確認ください。
クレジットカードの上手な使い方は?
クレジットカードの上手な使い方は、クレジットカードのメリットを知り、それらを活用することです。例えば、クレジットカードを利用することで利用金額に応じたポイントがたまるポイントプログラムがあります。クレジットカードによってポイントプログラムの内容は異なりますが、ためたポイントはアイテムと交換したり、マイルや電子マネーと交換したりすることが可能です。

詳しくは「クレジットカードのメリット」をご確認ください。
クレジットカードのデメリットは?
クレジットカードは、手元にお金がなくても買い物に利用できるため、自分が支払える金額を超えて使い過ぎてしまうと、支払日に支払いができなくなる可能性があります。また、支払方法によっては手数料が発生することもデメリットのひとつです。さらに、クレジットカードの保管に注意しないと紛失や盗難によって不正利用される場合もあります。

詳しくは「クレジットカードのデメリット」をご確認ください。