クレジットカード本人認証サービス利用規約(法人カード用)

2024年12月2日制定

クレジットカード本人認証サービス利用規約(法人カード用)

本規約は、法人会員等に対して当社が提供する本人認証サービスに関し、必要な事項を定めるものです。本サービスのご登録にあたっては、本規約をよくお読みください。

第1条(定義)

  1. 本規約において、以下の各号に定められた語句は、それぞれ当該定められた意義を有するものとします。
    (1)
    カード等
    法人会員規約を内容とするカード会員契約に基づき当社が発行するクレジットカードまたは付与するカード情報をいいます。
    (2)
    会員規約
    カード会員契約であってこれに基づき登録カード等が発行されまたは付与されたものの内容となる法人会員規約をいいます。
    (3)
    当社
    三菱UFJニコス株式会社または同社が別途指定するクレジットカード発行会社であって、本規約に定めるところに従いカード使用者が利用者登録をする際に指定したカード等を発行しまたは付与したものをいいます。
    (4)
    登録カード使用者
    当社所定の手続に従い本人認証サービスの利用者登録を受けている者をいいます。
    (5)
    登録カード等
    カード等のうち登録カード使用者が本人認証サービスを利用するものとして利用者登録に際して指定したカード等をいいます。
    (6)
    法人会員規約
    当該会員規約の名称のいかんにかかわらず、個人事業主、法人の役員または法人もしくは個人事業主の使用人その他これらに準ずる者がカード等を利用できることおよびカード等の利用に基づき当該個人事業主または法人が支払義務を負担することを定めるものをいいます。
    (7)
    本人認証サービス
    その名称のいかんにかかわらず、カード情報を用いたショッピング利用にあたり、カード情報の入力に加え、ワンタイムパスワードの入力その他の方法を用いることにより、当該カード情報に係るカード使用者の意思に基づかずに当該カード情報が利用されることを防止することを目的とするサービスをいいます。
  2. 会員規約中に定められた語句は、本規約中に別異に定められている場合を除き、会員規約に定められた意義を有するものとします。

第2条(本規約の適用および会員規約との関係)

  1. 本人認証サービスについては、本規約が適用されます。
  2. 本規約に別段の定めがある条項を除き、本規約に定められた事項は登録カード等に係る本人認証サービスの利用に関し会員規約に優先して適用されるものとします。
  3. 本人認証サービスに関し本規約に定めがない事項で会員規約に定めがある事項は、会員規約の規定が適用されるものとします。

第3条(本人認証サービス利用者登録)

  1. 本規約に定める本人認証サービスは、カード使用者がカード使用者として貸与を受けた法人カードにつき本人認証サービス利用者登録を受けることにより利用できるものとします。
  2. 本人認証サービス利用者登録は、カード使用者が当社に対し、本人認証サービスを利用するカード等を特定する事項および本人認証サービスで用いるワンタイムパスワードを受信するための携帯電話番号またはメールアドレスその他当社が別途定める必要事項を申告して行うものとします。

第4条(本人認証サービスの利用)

カード使用者は、インターネットを用いてカード情報を送信する方法でショッピングを利用する場合(通信販売のほか、継続課金取引の登録を行う場合を含みます。)に、所定のワンタイムパスワードの入力を求められたときには、あらかじめ当社に登録された宛先に送信されたワンタイムパスワードを入力することによりショッピングを利用するものとします。

第5条(本人認証サービスに関する義務)

  1. 本人認証サービスを利用するうえで必要になるワンタイムパスワードその他カード使用者本人であることを認証するための情報(以下本条、第7条および第8条において「本人認証情報」という。)は、善良なる管理者の注意をもって使用および管理しなければなりません。
  2. 前項に定める善良なる管理者の注意には、以下の各項目および第6条(本人認証サービス登録事項の変更等)第1項の対応を含みますがこれに限られないものとします。
    1. ワンタイムパスワードを受信するための携帯電話端末が他人に使用されることのないよう、適切なパスコードの設定等を行うなど厳重に管理すること。
    2. ワンタイムパスワードを受信するメールアドレスへのアクセス権限を認証する手段を他人に伝えないこと。
    3. フィッシングメールやフィッシングサイトなどにワンタイムパスワードを入力しないなど、ワンタイムパスワードを他人に知られないよう管理すること。
  3. 当社は、そのときどきの社会状況、技術動向その他の事情を踏まえ、本人認証情報の使用および管理に関する注意事項を会員に対し通知しまたは当社ウェブサイトに掲出するなど会員またはカード使用者が知りうる状態に置くことがあります。この場合、会員およびカード使用者は、当該通知等の内容を踏まえて第1項の義務を履行するものとします。

第6条(本人認証サービス登録事項の変更等)

  1. 登録カード使用者は、第3条に従い当社に申告した携帯電話番号またはメールアドレスを変更しもしくはその使用をやめた場合または携帯電話の盗難紛失など、これらを他人に利用されるおそれが生じた場合には、直ちに、当社所定の方法で当社にその旨および変更にあっては変更後の携帯電話番号またはメールアドレスを届け出るものとします。
  2. 登録カード使用者は、前項に規定する場合を除き、本人認証サービス利用者登録時に当社に申告した事項を変更した場合には、遅滞なく、当社所定の方法で当社に対して変更事項を届け出るものとします。

第7条(本人認証情報が不正利用されたおそれがある場合)

登録カード使用者は、その本人認証情報が不正に利用されたおそれが生じた場合には、直ちに当社にその旨を届け出るとともに、ワンタイムパスワードを受信する方法を変更するものとします。また、この場合、当社の指示があるときには当該指示に従うものとします。

第8条(本人認証情報が不正利用されたおそれがある場合の会員の責任)

  1. カード情報の利用にあたり、本人認証サービスが利用されたときには、当該カード等利用代金等相当額全額につき会員が支払義務を負担するものとします。
  2. 会員およびカード使用者が第5条から第7条までに定める義務を尽くしている場合には、第1項の規定は適用されないものとします。
  3. 会員またはカード使用者が、本人認証情報を他人に伝えもしくは使用させ、または故意もしくは重大な過失により本人認証情報を他人が使用することができる状態においたことにより、カード情報の利用にあたり本人認証情報が他人に使用されたときには、当社は、会員に対し、他人がカード情報を利用したことに起因して当社に生じた損害であって第1項に定めるもの以外のものについて賠償を請求することができるものとします。

第9条(サービス内容等の変更等)

  1. 当社は、本人認証サービスの内容等につき、相当の予告期間をもって当社WEBサイト上で公表することにより、その内容等を変更しまたはこれを廃止することができるものとします。
  2. 前項の規定にかかわらず、セキュリティその他のやむを得ない理由がある場合には予告期間を設けず本人認証サービスの内容等を変更しまたは廃止することができるものとします。

第10条(本規約の変更)

  1. 当社は、当社の業務もしくはシステムの変更、適用ある法令、自主規制または国際ブランドのルールの変更に対応するためその他の必要があるときには、 民法に定めるところに従い、あらかじめ、本規約を変更する旨、変更内容およびその効力発生時期を、当社ウェブサイトに公表する方法その他の相当な方法によって会員に周知することにより、本規約を変更することができるものとします。
  2. 前項の規定にかかわらず、セキュリティ対策上必要であるなど、変更が会員の一般の利益に適合する場合には、当社は直ちに本規約の変更を行うことができるものとします。